そろそろ「2015年の自分」を考える時期…来年取っておきたい資格は?

インフォシーク / 2014年12月9日 13時0分

2015年に取っておくと武器になりそうな資格

今就いている仕事、あるいは転職のために、資格を取る事が人生のステップアップに大きな武器になると考えている人は多いと思われる。ある調査によると人々が資格の取得を考え始める時期というのは、年初が最も多く、その次が12月という結果になっている。その年に自分や世間に起きた事、あるいは来年起こりそうな事を考えていると「自分がしたい事」「しなければならない事」が見えてくるからかもしれない。

通信教育を手掛ける株式会社ユーキャンは、20~40代の男女を対象にした「2015年のトレンド予測と資格取得に関する意識調査」についての結果を発表した。

このアンケートではまず2014年を振り返るところから始めている。「2014年に起きた出来事のうち、文化・スポーツ・自然/科学技術関連で印象に残ったもの」を聞いたところ、「STAP細胞騒動(1月~)」と「御嶽山噴火(9月)」がいずれも得票率6割超でのワンツーとなり、3位の「西アフリカエボラ出血熱流行(8月~)」 以下を大きく引きはなした。STAP細胞については、一時はノーベル賞ものの大発見との大絶賛から二転三転してねつ造疑惑への転落という落差、その後も衝撃的な事実が次々に出てきた事が大きかったのだろうか。また御嶽山に関しては、登山者が噴火に巻き込まれ多くの死者を出した、未曾有の山岳災害という事で印象が強かったのだろう。

続いて「2014年に起きた出来事のうち、政治・経済面で印象に残ったもの」についてみてみる。この調査は衆院解散総選挙が決まる前のものだが、「消費税が8%にアップ(4月)」が8割超とダントツでトップになった。生活費に直結する消費税の17年ぶりのアップに無関心でいられる人は少なかっただろう。次いで「野々村元議員の号泣会見(7月)」「中国期限切れ食肉問題(7月)」と続いた。

そして「来年・2015年に話題になりそうな政治・経済トピック」でも「消費税10%引き上げ論議」が8割近い得票数でダントツの1位。2位以下も「物価上昇」「配偶者控除/手当の見直し」と、やはり政治・経済の中でもより身近な話題が上位を占める結果となっている。

さらにアンケートでは「2015年、あなたの家計にはどのような変化があると思いますか」について聞いているが、これについては「所得が減る」(「どちらかと言うと」を含める、以下同じ)と答えた人が約3割、「支出が増える」が約半数、「貯蓄が減る」が約4割、「より節約に励む」が約6割、「暮らし向きが悪くなる」が約4割という結果が出ており、いかに自分の生活を守ろうかと考えている人が多い事がうかがわれる。

こういった状況をどうにかしようと思う人々は、どのような対策を取るのか。その一つが資格を取得する事によるステップアップだろう。「2015年に取っておくと武器になりそうな資格」では1位が消費税アップや相続税改正など今後の資産設計に役立つ「ファイナンシャルプランナー」、2位が「TOEIC(R)テスト」、3位が超高齢社会の今、介護保険制度の根幹資格となる「ケアマネジャー」、4位が今後の年金不安に備えて「社会保険労務士」、5位が税金など複雑化する収支計算のための「簿記」という、今の時代を強く反映する結果が上位に並んだ。

さらに「2015年に実際に取ってみたいと思う資格」についても上位は「ファイナンシャルプランナー」「TOEIC(R)テスト」「簿記」「情報技術者試験」と「武器になりそうな資格」と同様な結果となっている。

アベノミクスをはじめとする様々な経済政策により株価は上昇してきたが、景気や生活の上向きにはあまりつながっているとは言えない状況だ。先日発表されたGDPの速報値もまさかのマイナスとなり、今後の見通しに明るいものを見いだせない人は多いのかもしれない。そんな世の中だからこそ、自分が生きていくため、人生を少しでも豊かにしていくための「武器」として資格を取ろうと考える人は多い。このアンケート結果は、自分の「武器」を少しでも増やすための参考になるかもしれない。

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