ファミマ、ローソンと初の共同輸送 「物流2024年問題」に向けて東北エリアで開始
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月10日 8時15分
ファミマ、ローソンと初の共同輸送 「物流2024年問題」に向けて東北エリアで開始
ファミリーマート(東京都港区)とローソン(東京都品川区)は4月11日、東北地方の一部地域において共同輸送を開始する。実験を除き、両社が共同輸送を行うのは今回が初。アイスクリームや冷凍食品などを同じトラックに混載し、車両台数およびCO2排出量の削減を目指す。
ファミリーマートとローソンは、2020年8月と22年2月に実施した大手コンビニエンスストア3社の共同配送実証実験に参加した後も、商品の安定供給と物流網の維持・構築を目指し、両社で協議や実験を継続してきた。
今回、両社の配送拠点の位置が条件に合致したことと、トラックに混載するスキーム構築が整ったため、共同輸送の実現に至った。今後は他エリアへの拡大も視野に検討を進める。
両社は、宮城県・岩手県の各在庫拠点から秋田県の配送拠点への輸送便をそれぞれ運行しており、今回は冷凍商品の輸送において輸送車両にスペースが発生する場合に、1台に積み合わせて共同輸送を行う。物量が比較的安定する4~6月と9~11月に実施する予定だ。
輸送ルートとしては、ファミリーマートの物流拠点(宮城県多賀城市)で商品を積載して出発し、ローソンの物流拠点(岩手県盛岡市)で商品を積載する。その後、ローソンの物流拠点(秋田県秋田市)、ファミリーマートの物流拠点(秋田県)でそれぞれの商品を降ろす。
ファミリーマートでは、関東エリアにおいて2月からコカ・コーラ ボトラーズジャパンとの共同配送を実施しているほか、AIを活用した配送シミュレーターの自社開発や、曜日別配送を導入するなど、「物流2024年問題」に向けて取り組みを進めている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「2024年問題」でライバルがタッグ! ファミマとローソンが共同輸送
財界オンライン / 2024年4月25日 15時0分
-
ファミリーマートとローソンが初の共同輸送 冷凍商品を対象に東北地方の物流拠点間で実施 物流課題へ対応
食品新聞 / 2024年4月11日 21時38分
-
ファミリーマートとローソンの商品「トラックに混載」初の共同輸送を開始 東北地方から
ORICON NEWS / 2024年4月8日 18時31分
-
ファミリーマートとローソン、2024年問題対策として東北で初の共同輸送
マイナビニュース / 2024年4月8日 16時35分
-
ファミマとローソンが共同配送 24年問題で連携、東北3県
共同通信 / 2024年4月8日 13時51分
ランキング
-
1Googleの「約束破り」が示す検索市場の"危うさ" ヤフーへの技術提供制限で公取委が初の処分
東洋経済オンライン / 2024年5月2日 8時20分
-
2政府・日銀 “不意打ち”為替介入か 早朝に一時4円超円高に
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月2日 16時53分
-
3GWの平均予算は「2万7857円」 過ごし方の3位「買い物」、2位「外食に行く」…「海外旅行」は1%
まいどなニュース / 2024年5月2日 7時50分
-
4「日本は貧乏な人が行く国」訪日客の素直な見方 「安くてコスパがいい」日本が陥っているワナ
東洋経済オンライン / 2024年5月2日 13時30分
-
5「何の感情も抱かない」底辺校の生徒たちの異変 東海地方で30年働く先生が語ったこと(第1回)
東洋経済オンライン / 2024年5月2日 11時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください