ファミリーマート、人気のソックスからレインボーカラー発売 売上はLGBTQを支援するNPO法人へ寄付

　ファミリーマート（東京都港区）は4月16日から、性の多様性やLGBTQなどを意味する6色のレインボーカラーデザインの「ショートソックス レインボー」と「今治タオルハンカチ レインボー」を発売する。売上の一部を、LGBTQの支援に取り組む認定NPO法人へ寄付する取り組みだ。

　同社の「レインボーアクション」は今年で4年目となる。LGBTQの理解者・支援者であるALLY（アライ）の輪を広げ、すべての人が自分らしく活躍できる社会を目指すことを応援する取り組みだ。これまでも「ジェンダー平等や多様性に関する会話が生まれ、理解を深めることができた」などの声が寄せられたという。

　今年は、性の多様性やLGBTQなどを意味するレインボーのカラーデザインの「ショートソックス レインボー」（429円）を発売する。つま先やかかとに補強糸を使用し、耐久性を高め、抗菌防臭加工でにおいにくい仕様とした。サイズは22～25、25～28センチを用意している。

　2023年に引き続き発売する「今治タオルハンカチ レインボー」（600円）は、高吸水仕様だ。どちらの商品も、レインボーのカラーと白のピッチ幅のバランスにこだわって作ったという。全国のファミリーマートで販売する予定だ。

　また、4月19日から、ファミチキなどのホットスナックの袋をレインボーのカラーに変更し数量限定で展開する取り組みも行う。ファミリーマートは「今年も売り上げの一部を特定非営利活動法人ReBitへ寄付し、学校での教育啓発など、LGBTQもありのままで大人になれる社会づくりのために活用する」とコメントしている。