ファミマ「コンビニエンスウェア」、キャップやトートバッグも発売 昨対比1.5倍の売上目指しアイテム拡充

ファミリーマート「コンビニエンスウェア」から新商品を発売（提供：ゲッティイメージズ）

　ファミリーマートは、オリジナルブランド「コンビニエンスウェア」から新商品を発売した。今回はウェアに加え、キャップやハット、モバイルストラップといった服飾雑貨も展開する。全身トータルコーディネートのバリエーションを増やし、需要拡大につなげる狙いだ。

●新商品は雑貨も含めた11種類

　新商品は、ショートパンツ、スウェットショートパンツ、アウターTシャツ、ショートソックス、やわらかいタオル（バスタオル）、サンダル、キャップ、ハット、モバイルストラップ、トートバッグ、バックルベルトなど全11種類。

　ショートパンツは昨年販売したところ、1.5カ月でほぼ完売した人気商品。今回は黒を再販するとともに新色のベージュを追加した。綿とナイロンの混紡糸を使用した素材を使用し、軽くてしわになりにくく、ストレッチ性がある。価格は1998円で、サイズはMとLの2種類。

　スウェットショートパンツは、USAコットンを使用した肉厚素材で、高級感やヴィンテージ感のある風合いが特徴だ。カラーは黒のみで、価格は1998円。サイズはMとLを用意した。

　アウターTシャツは、男女兼用でネイビーを用意した。綿素材を100％使用し、汗をかきやすいこれからの季節に合わせ抗菌防臭加工を施している。価格は1200円で、サイズはM、L、XLの3種類。

　ショートソックスは、ファミリーマートカラーで人気を博し、累計販売数1000万足を突破したラインソックスのデザインを採用した。男女兼用で、つま先、かかとには補強糸を使用し耐久性を高めた他、抗菌防臭加工でニオイにくい仕様だ。価格は429円で、サイズは22～25センチと25～28センチを用意した。

●服以外の雑貨類も用意

　その他、サンダル（2990円）やキャップ（1998円）、ハット（1998円）や、モバイルストラップ（1998円）、トートバッグ（990円）、バックルベルト（1490円）などのアイテムも展開する。

　ショートパンツやソックスなどは4月2日から販売している。キャップ、ハット、モバイルストラップ、トートバッグ、バックルベルトは4月23日から発売予定だ。

　コンビニエンスウェアは、ファミリーマートが2021年に立ち上げたアパレル事業だ。24年度はコンビニエンスウェアでのトータルコーディネートを目指し、品ぞろえを拡大することに注力する方針を掲げている。同社の商品本部長である島田奈奈氏は「昨対比1.5倍の売り上げを目指す」としている。