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品ぞろえが多いと逆にストレス……? 生活者の買物欲を刺激する「20のツボ」

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月11日 7時5分

河野: 失敗回避策も非常に巧妙化しています。ポジティブな口コミだけでなくネガティブな口コミを見ることで、そこに自分が納得できるかどうか? という部分まで判断しているケースもあるようです。

飯島: 「フリクションレス」は、なるべく手間を減らしたいという生活者のニーズを押さえたツボです。例えば、希望の支払い方法でスムーズに買物ができたり、決まったものを買うときにわざわざ選ぶ手間がなかったりすることです。テクノロジーで便利になってきているからこそ、買物の際にストレスを感じると、途端に買いたい気持ちがなくなることがあります。

河野: 生活者の声でも、普段行かないお店に行ったら品ぞろえがすごく良くて逆にストレスだった。そんな声が見られます。本来ポジティブなはずの品ぞろえの良ささえ、状況によってはストレスにつながりうるのです。

瀧本: 今の生活者の声を見ると、いかに買物欲を逃さないような買物体験を設計するかが非常に重要であると感じました。

飯島: 今回は「KEEP」タイプのツボの重要性についてお話しました。ここまでの内容を見ていても、ストレスフリーな買物体験だけを志向していくだけでは、買物が楽しくなくなりそうです。

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