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日本の「すしロボット」が、なぜ海外で売れる? 高級すし店の大将が「無限の可能性」を感じたワケ

ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月31日 11時45分

 来年開催される予定である大阪・関西万博の「大阪外食産業協会 パビリオン」にて、象印マホービンがおにぎり専門店を出店する。スズモフェアでは、象印と鈴茂器工が協業して開発を進めている「おむすび製造半自動化システム(仮称)」の試作機が初披露された。

 これは、ロボットが盛り付けたご飯を、半自動でおにぎりに仕上げるというもの。ご飯を人力でふんわりふっくらと均一に盛り付けるのは技術を要するが、当該機器により安定的に1時間に360個のぺースで、おにぎりがつくれるという。

 しかも、絶妙なつかみ具合で、機械のアームによりおにぎりを持ち上げ、海苔付けするまでを自動的に行う。

 このように、すしロボットのつくるすしを専門的に扱う業者以外の周辺市場の開拓、AI自動配席システム、半自動おにぎり製造機は、米飯のさらなる普及を力強くサポートすると考えられる。

 米の価格が例年の約1.5倍に高騰したニュースが話題になったこともあり、消費量が落ち込む懸念がある。しかし、鈴茂器工の米飯加工機器の進化により、米の需要が増えて食料自給率が改善し、海外には和食文化が浸透するのならば、喜ばしいことだといえる。

(長浜淳之介)

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