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米国務省やマスク氏も採用 AIで「偽情報対策を革新」したイスラエル企業

ITmedia ビジネスオンライン / 2025年1月26日 13時43分

 この言葉は、米国の大統領エイブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln)が言ったものだとジョーク的に広まっている。実際にはリンカーンが生きた19世紀にはインターネットは存在しなかった。だから、この発言は完全にうそである。このフレーズは「インターネット上の情報をうのみにしてはいけない」という注意を、ユーモラスに伝えているのだ。

 ネット上では誤った情報や捏造(ねつぞう)された発言がたびたび共有される。そのため「リンカーンがこんなことを言った」と信じ込んでしまうようでは、情報の信ぴょう性を確認することの大切さを見失ってしまうという教訓的な意味合いがある。つまり「情報をうのみにせず、必ず出典や背景を確認しよう」という意味だ。

 一方で誤った情報、フェイクニュースが、本当のニュースより早く伝わることがある。そしてフェイクニュースは、簡単に作れてしまう。これは企業にとっても脅威だ。

 「問題が起こってからでは遅すぎる――。このことを意識しながら対策を練ってほしいのです。一度落ちてしまった信頼を回復することは難しいからです。フェイク情報対策は、企業のマーケティングではマストとなりつつあります。悪意ある生成AIの使われ方を検出する技術に注目してもらえればと思います」

(平野貴之、ベアーレ・コンサルティングCEO)

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