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この春、注目の個性派「スマホ」3選 タフネスモデルから実質4万円で買える折りたたみスマホなど【2024年4月版】

Fav-Log by ITmedia / 2024年4月4日 6時10分

「Libero Flip」(出典:ワイモバイル)

 この春、スマートフォン市場には個性豊かな新モデルがそろっています。バッテリー交換に対応する京セラの新タフネススマホや、ワイモバイル(Y!mobile)の激安フォルダブル、子どもの電車・バス移動を親にメールで通知できる安心端末の3つは特に要チェックです。

 ここでは、2~6万円程度の手頃な価格帯に収まる3モデルをピックアップ。それぞれの概要と秘めた魅力について紹介していきます。

●京セラのタフネスモデル「DuraForce EX」

 京セラの「DuraForce EX(デュラフォース イーエックス)」は、5.8インチディスプレイのタフネススマートフォンです。当初は法人向けとして発表されたものの、個人でも購入できます。ソフトバンクやNTTドコモで取り扱いがあり、実売価格は約6万円(税込、以下同)です。

 京セラのタフネススマホといえば、KDDIが独占的に取り扱うauの「TORQUE(トルク)」シリーズが有名ですが、ドコモ、ソフトバンクユーザーも京セラのタフネスモデルが選べるようになりました。

 DuraForce EXは、米国国防総省が定める物資調達基準であるMIL規格21項目と京セラの独自試験をクリアし、落下や衝撃に耐性を備えるのがポイント。さらに防水防塵性能はIP68に準拠します。

 交換可能なバッテリーパックを備えており、予備のバッテリーパックとの交換をすることで長時間の運用に耐えられることもユニーク。屋外での作業中などでグローブを装着している際に、物理ボタン(ダイレクトボタン)による操作で特定のアプリへの素早いアクセスができる点も特徴です。

 プロセッサーにはMediaTek Dimensity 700を搭載。メモリ4GB、ストレージ64GBを備え、最大1TBのmiroSDXCカードにも対応します。OSはAndroid 13を搭載。カメラは背面1600万画素、前面800万画素とミニマルです。

 またバーコード読み取りアプリを搭載しており、複数のバーコードを同時に読み取る機能を使えます。生体認証は、顔認証のほか、側面の電源ボタンで指紋認証が利用できます。おサイフケータイなどもしっかりサポートされています。

●ワイモバイルの激安縦折りスマホ「Libero Flip」

 「Libero Flip(リベロフリップ)」は、ワイモバイル(Y!mobile)の専売モデルとして2月に発売されたZTE製のフォルダブルスマートフォンです。

 縦折り型のデザインを採用しており、開いたときに使えるメインディスプレイは約6.9インチ。折りたたんだときに使うサブディスプレイは、1.43インチで丸型なのがユニークです。

 端末価格は6万3000円ですが、購入時の条件を満たせば3万9800円で入手できるため、コストパフォーマンスの高さが際立つ一台です。

 プロセッサーにはSnapdragon 7 mobile platform Gen 1を搭載。メモリは6GB、ストレージは128GBを備えます。

 端末サイズは、開いた状態で約76(横)×170(縦)×7.3(厚さ)mm、閉じた状態で約76(横)×88(縦)×15.5(厚さ)mm。重さは約214gです。

 OSにはAndroid 13を搭載。背面カメラは、メイン(約5000万画素)+深度(200万画素)の2眼構成で、前面カメラは約1600万画素です。

 サブディスプレイでは、通知確認や着信応答などの簡単な操作を行えます。メインカメラでセルフィーをする際に、写りを確認しながらの撮影も可能です。

 防水防塵性能はIPX2/IP4Xなので、雨天や水回り等での扱いには注意が必要です。おサイフケータイには対応しており、コンパクトに折りたためる仕様も相まって、普段使いでの使用感は悪くないでしょう。

 ちなみにZTEは、SIMフリーモデルとして「nubia Flip 5G」という縦折り型フォルダブルスマートフォンを3月に発売しています。多くの仕様が「Libero Flip」と共通しているので、SIMフリーモデルが気になる場合には、こちらを合わせてチェックするのが良いでしょう。

●初心者向けを謳うソフトバンク「あんしんファミリースマホ」

 「あんしんファミリースマホ」は、2月にソフトバンクが発売したZTE製のスマートフォンです。

 初心者でも使いやすい端末をうたいながらも、約6.7インチのフルHD+有機ELディスプレイを搭載し、ディスプレイ内蔵型の指紋センサーも備わっています。端末価格は2万1984円です。

 プロセッサーにはMediaTek Dimensity 700を搭載。メモリ4GB、ストレージ128GBを備え、最大1TBのmicroSDXCカードもサポートします。

 OSはAndroid 13を搭載し、防水防塵性能はIPX5/IPX7およびIP6Xに準拠。おサイフケータイも利用できます。

 背面カメラは一見デュアルカメラに見えるデザインですが、実際にはメイン(約5000万画素)+被写界深度(約200万画素)+マクロ(約200万画素)の3眼構成になっています。インカメラは約800万画素です。

 機能としては、ソフトバンクが提供する交通系ICカード利用通知サービス「タッチでメール」(月額550円)に対応していることがトピック。利用することで、子どもが鉄道やバス、買い物で対象の交通系ICカードを利用した時に、保護者へ自動でメールを送ることができます。

 カラーバリエーションは「ホワイト」「ブラック」「ラベンダー」の3色。3月8日から3000台限定でコラボレーションモデルの「すみっコぐらしスマホ」も展開中です。

 4月頭の記事執筆時点では、まだコラボレーションモデルも「在庫あり」になっているので、興味があればチェックしてみましょう。

 なお、ZTEは2024年3月下旬に多くの基本仕様が共通している「nuvia Ivy(ヌビア アイヴィ―)」も発売しています。SIMフリーモデルが気になる場合には、こちらも合わせて検討してみるとよいでしょう。

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