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irumoは好調、ahamoは「ポイ活」で意外な動き 端末は“いいもの”があれば提供したい ドコモ前田社長に聞く

ITmedia Mobile / 2024年7月23日 15時51分

irumoは好調、ahamoは「ポイ活」で意外な動き 端末は“いいもの”があれば提供したい ドコモ前田社長に聞く

NTTドコモの前田義晃社長

 ITmedia Mobileでは、2024年6月にNTTドコモの社長に就任した前田義晃氏にインタビューを実施。通信品質、金融サービス、料金プラン、端末ビジネスなど幅広くお話をうかがった。今回はその中から、料金プランと端末ビジネスのお話をお届けする。

●d払いをあまり使っていない人が「ahamoポイ活」に加入している

―― 料金プランの状況についても教えてください。irumoやahamoの近況はいかがでしょう?

前田氏 irumoは昨年(2023年)に始めたばかりなので、お客さんがどんどん入ってきています。他キャリアさんがサブブランド的に安いプランを出していたのと、楽天さんもそういう類の打ち出し方をされているので、このへんのお客さんの流動化が活性化しています。その中でわれわれの方に入っていただける方もいらっしゃいますし、3Gからの移行も含め、低価格のプランを選びたいというお客さんもいらっしゃいます。けっこう大きな割合でirumoに加入している人がいるのは事実です。

 一方、ahamoは提供を始めてから時間もたっているので、irumoほどの入り方をしているわけではありません。大盛りやポイ活、この後のeximoポイ活でやろうと思っていることの前哨戦はやらせていただいていますけど、ahamoのお客さんも思った以上にお得さに敏感に反応されています。

―― そのahamoポイ活ですが、月額2200円を追加で支払うことでd払いの還元率が上がるという仕組みを理解する必要があります。こうした理解促進が進んでいて、思った以上に反響があったということでしょうか?

前田氏 そうですね。全体の数としてはだいたい思った通りくらいです。ahamoポイ活の第1ターゲットはahamo大盛りの人たちになります。あとはd払いを使わないとメリットがないので、見合ったリターンがある使い方をされている人が契約しています。意外だったのが、d払いをそこまで使っていない方々もけっこう入っていることです。直近でいうと、全体の半分弱ぐらいの人たちが入っていただいています。そのままだと損をしますが、入った後にd払いの利用金額が上がっています。

 ahamoはオンライン専用プランですから、よりお得になることを理解いただけるコミュニケーションを強めないといけない。オフラインのショップでもしっかりお伝えしながら、理解いただいて加入するところまで持っていけると思います。

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