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「Xiaomi 14 Ultra」と「AQUOS R9」のカメラを比較 ライカ監修カメラの実力はどれほど違うのか

ITmedia Mobile / 2024年9月9日 6時5分

 ソフトウェア面でも「かんたんモード」をはじめとした利用者のニーズにこたえる機能を多く備えている。ドコモ、ソフトバンクでも取り扱いのあるため、購入後のサポート面でAQUOS R9を狙うのもアリだ。

 ここで価格を見ていこう。Xiaomi 14 Ultraはストレージ512GB、Photography Kit付属で価格は19万9900円。これに対しAQUOS R9は10万円前後、キャリアモデルも11~12万円前後の設定だ。

 本来AQUOS R9の比較はXiaomi 14 Ultraではなく、Xiaomi 14(日本未発売)やXiaomi 13T Pro(日本版はライカなし)が価格帯を考えると適切だ。今回は「日本で販売されているライカ監修のスマートフォン」としてこの2つを選定した。

 基本性能やカメラ性能を加味すれば、この価格差は納得できる。Xiaomi 14 Ultraのカメラ性能は、現在世に出ているスマートフォンの中でも5本の指に入る高いレベルにいる。基本性能、撮影時の操作性をはじめ「カメラスマホ」としてみた時はAQUOS R9を大きく引き離す。

  一方で「日本で使うスマートフォン」として見た際の満足感はシャープの方が好印象だ。FeliCa対応などをはじめとした日本向けの機能がかなり充実しており、単純にスマートフォンとして使いやすい。

 Xiaomi 14 Ultraを愛用している筆者も、本機はあくまで「カメラフォン」という2台目スマホのポジションで使っている。持ち出すうちの1台には入るが、普段は他のスマートフォンを利用することが多い。

 仮に「どちらか1台しか持てない」と言われたら、トータルのバランスのよさでAQUOS R9を選択する。2台持ちが許されるのなら迷わずXiaomi 14 Ultraを選ぶ。

 そんなライカのカメラを冠するこの2機種は予算はもちろん、スマートフォンにおいて重視するものがカメラなのか、普段使いのバランスなのかで大きく変わってくる。筆者としては、妥協のないカメラ性能を求めるのならXiaomi 14 Ultra、カメラ性能と普段使いの勝手の良さを両立させたスマートフォンならAQUOS R9を選択するとよさそうだ。

●著者プロフィール

佐藤颯

 生まれはギリギリ平成ひと桁のスマホ世代。3度のメシよりスマホが好き。

 スマートフォンやイヤフォンを中心としたコラムや記事を執筆。 個人サイト「はやぽんログ!」では、スマホやイヤフォンのレビュー、取材の現地レポート、各種コラムなどを発信中。

・X:https://twitter.com/Hayaponlog

・Webサイト:https://www.hayaponlog.site/

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