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ヨシノパワーの固体電池ポータブル電源「Yoshino B300 SST」を試す リビングに置いても違和感のないデザインに注目

ITmedia Mobile / 2024年10月8日 12時0分

 しかし、ヨシノパワーの製品はひと味違う。全体的に丸みを帯びたデザインで、メインパネルには黄緑色をあしらっているのだ。このデザインは、米国の工業デザイン事務所「FuseProject(ヒューズプロジェクト)」が担当しているという。

 実機を見ると思った以上におしゃれでありながら、いろいろな場所に違和感なく溶け込むので、リビングに常置していても問題ない。

●コンパクトで持ち運びやすい スマホやPCの充電にぴったり

 B330 SSTのボディーサイズは約25.5(幅)×15.6(高さ)×24.2(奥行き)cmと、ポータブル電源としてはコンパクトだ。重量は約4.5kgだが、ボディー上部に付いているキャリングハンドルを使って簡単に持ち運べる。

 ハンドルの握り部分にはクッションも添えられているので、指への負担も軽減される。こういう心遣いは地味にありがたかったりする。

 本体正面のメインパネルには、動作インジケーター(ディスプレイ)や各種電源出力端子の他、LEDライトも備わっている。緊急時はライトのスイッチをオンにすれば本体正面を明るく照らすことができる。

 電源出力のポート類は以下の8系統を備えている。

・AC出力端子×2

・100V/60Hz出力

・アースプラグ付きのAプラグ対応(日本で使われているプラグをそのまま利用可)

・両ポート合計で最大300W出力可能(定格値)

USB Standard-A端子×2

・どちらも5V/2.4A出力(最大12W)

USB Type-C端子×2

・1基はUSB PD(Power Delivery)対応で、20W/5A(最大100W)出力可能

・本ポートは本機の充電にも利用可能(最大60W入力可能)

1基はQuick Charge 3.0対応で、12V/1.66Aまたは9V/2.22A(最大約20W)出力可能

DC出力端子×2

・12V出力

・付属の変換ケーブルでシガーソケット(自動車用電源ソケット)に変換可能

・両ポート合計で最大126W出力可能(定格値)

 本機自身の充電は、USB PD対応のUSB Type-C端子の他、本体背面にあるDC入力端子およびXT60入力端子で行える。DC入力端子には、付属のACアダプターまたはシガーソケットケーブルを接続できる。

 XT60入力端子は、外付け/移動式の太陽光発電パネルとの接続に使われる。別売とはなるが、XT60ケーブル(プラグ)に対応する太陽光発電パネルを用意すれば電源が全くない場所でも充電可能だ。

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