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「Xiaomi 14T/14T Pro」は何が進化したのか ライカのカメラ搭載で10万円台から、国内スマホシェア3位でさらなる攻勢を

ITmedia Mobile / 2024年10月18日 19時3分

 新しいNPUの性能を生かすべく、AI関連の機能も充実させた。

 画像関連では、画像の足りない部分を付け加えたり、不要な部分を削除したりできる。AIポートレートでは、人物写真を特定のシチュエーションに合成することが可能になる。例えばギターの演奏をする、ハロウィーンの仮装をするといった具合だ。

 Googleとの協業により、対話型生成AIサービスの「Gemini」を内蔵しており、電源キーを長押しすることで呼び出し、会話ができるようになる。画面上の特定箇所を囲って検索ができる「かこって検索」や、リアルタイムの翻訳も利用できる。

 この他、クラウドを活用することで、テキストの要約、構文、校正、翻訳が行える「AIメモ」、録音した音声のテキスト変換や要約、翻訳もできる「AIレコーダー」、Web会議やライブビデオなどの「AI字幕」といった機能も用意する。いずれも日本語にも対応している。

●14T/14T Proでデザインや素材に違いも 急速充電やWi-Fi規格にも差があり

 バッテリーは両機種とも5000mAhを備える。Xiaomi 14T Proは120Wの、Xiaomi 14Tは67Wの急速充電に対応しており、日本モデルでは急速充電器が付属する。Xiaomi 14T Proは19分、Xiaomi 14Tは50分で1%から100%までのフル充電が可能。ソフトバンクはXiaomi 14T Proを「神ジューデン」対応機種として訴求する。

 メインメモリとストレージの構成は、Xiaomi 14T Proが12GB/256GBと12GB/512GB、Xiaomi 14Tが12GB/256GBから選べる。

 ディスプレイは両機種とも6.7型有機ELを備え、144Hzのリフレッシュレートに対応する。正面から見ると見分けがつかないが、背面はXiaomi 14Tがフラットな一方、Xiaomi 14T Proはフチになだらかなカーブがかかっている。背面の素材は両機種ともガラスだが、Xiaomi 14Tのみ、PUレザー素材を採用した「レモングリーン」を用意している。

 防水性能はIPX8、防塵(じん)性能はIP6Xを確保している。おサイフケータイ(FeliCa)にも対応しており、細かな変更点として今回のモデルではFeliCaロゴは記載されていない。

 5Gの対応バンドはXiaomi 14T Proがn1/2/3/5/7/8/12/20/25/26/28/38/40/41/48/66/75/77/78、Xiaomi 14Tがn1/3/28/40/41/77/78。ドコモのn79(4.7GHz帯)には対応しておらず、今回もドコモからの販売はなさそうだ。SIMはeSIMとnanoSIMのデュアルSIMとなっている。

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