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「Xiaomi 14T/14T Pro」は何が進化したのか ライカのカメラ搭載で10万円台から、国内スマホシェア3位でさらなる攻勢を

ITmedia Mobile / 2024年10月18日 19時3分

 Wi-FiはXiaomi 14T ProがWi-Fi 7と6E、Xiaomi 14TがWi-Fi 6Eをサポートしており、Xiaomi 14T Proの方が対応ルーターを使えばより高速な通信が可能だ。

●Xiaomi 14 Proの価格は10万9800円~11万9800円

 Xiaomi 14T ProはソフトバンクがMNOとして独占販売する他、オープンマーケット向けにも展開する。MVNOの展開については現時点では明らかになっていない。オープンマーケット向けモデルの価格(税込み、以下同)は、12GB+256GBが10万9800円、12GB+512GBが11万9800円。発売は11月下旬以降を予定している。

 Xiaomi 14TはauとUQ mobileから12月中旬以降の発売を予定しており、オープンマーケット向けの発売は予定していない。

 ソフトバンクとKDDIともに、販売価格はまだ公表していないが、ソフトバンクは「新トクするサポート」、KDDIは「スマホトクするプログラム」を適用して所定の期間に返却することで、安価に運用できるだろう。

 Xiaomi 14T Proの10万9800円~11万9800円という価格は、上位モデル「Xiaomi 14 Ultra」の19万9900円と比べると、約8万~9万円安い。この金額でライカのカメラや各種AI機能を使えると考えると、コストパフォーマンスは高いといえる。

 他社では、ライカ監修のカメラを搭載したシャープの「AQUOS R9」が、オープンマーケットでは10万円前後で販売されており、ライバルになりそうだ。

●国内スマホ出荷シェアで3位に Xiaomi Storeの展開にも期待

 Xiaomi 14T/14T Proをはじめ10月10日に発表した製品群のコンセプトとして、Xiaomiは「Your Daily Hero」を掲げる。これは、「ほとんどのシナリオをこなせるパートナーのような製品が欲しいという声」(Xiaomi Japan大沼彰取締役社長)を受けて設定したもの。Xiaomi 14T/14T Proは「ヒーローパートナーと呼べるスマートフォンは何かを考えた」結果、生まれたモデルであり、「皆さんが欲しい機能のほとんどが搭載されている」と大沼氏は自信を見せる。

 調査会社のCanalysの発表によると、Xiaomiのスマートフォン出荷台数は、2024年第2四半期(4月~6月)に国内第3位に浮上したという。シェアは6%に上り、前年度から359%増と大きな成長を果たした。

 Redmiシリーズでローエンドからミッドレンジをカバーし、Xiaomi UltraやTなどでミッドハイ~フラグシップをカバーする。10月17日には、1万円台からのローエンドモデル「Redmi 14C」も発売。こちらは機能や性能で多くを求めず、価格の安さを重視する人に向く。Redmi、Redmi Note、Xiaomi T、Xiaomi Ultraという4つのレンジをそろえることで、さまざまなニーズに応えていく構えだ。

 Xiaomi Japanは東京都渋谷のPARCOにポップアップストアを展開しているが、好評を受けて11月4日まで延長する。2024年、スマートフォンを除いても50以上の製品をXiaomi Japanは発表しており、これだけの数の製品を俯瞰(ふかん)して見てもらうには、専門店の存在は欠かせない。海外で展開している「Xiaomi Store」を日本で展開する日も近そうだ。

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