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「Xiaomi 14T/14T Pro」開発の舞台裏 深化したライカとの協業、スマホの中身も強化して「ギアが2段上がった」

ITmedia Mobile / 2024年11月19日 12時9分

安達氏 実際の評価は発売してみないと分かりませんが、Xiaomi 14 Ultraはいわゆるギーク層以外にも「面白い」ということで広がりました。とはいえ、Xiaomi 14 Ultraはやはり高い。これがXiaomi 14T/14T Proになると、お値段もお手頃になります。10万円を超えた端末をお手頃と言っていいのかどうかはさておき、この面白さがより一般層まで広がってくれればいいなと思っています。

※Xiaomi 14T Proのオープンマーケット向けモデルの価格(税込み)は、メモリ+ストレージ構成別に12GB+256GBが10万9800円、12GB+512GBが11万9800円の予定。

●Xiaomi 14T/14T Proはスマホとしての完成度にもこだわった

―― Xiaomi 14 Ultraもカメラが注目されましたが、そことの違いはどう打ち出していくのでしょうか。

安達氏 Xiaomi 14 Ultraはやはりカメラ性能がいい。センサーも違いますし、OIS(光学式手ブレ補正)も2つあって、絞りも調整できます。一方で、Xiaomi 14T/14T ProはOIS対応や一部の方が気にするFeliCaも搭載でき、全体のバランスとしていいパッケージングに収められていると思います。他社比較はしづらいですが、最上位クラスの商品とフェアに比較しても伍していける内容になっています。スマホとしての完成度に関しては、こちらの方を評価していただけるのではないでしょうか。

―― 確かに、スマホとして使うならXiaomi 14T/14T Proの方が普通に使えそうですね。

安達氏 ベストはこれとXiaomi 14 Ultraの2台持ちです(真顔)。

―― えっ(笑)。

安達氏 X(旧Twitter)で、うちのチームがUltraをどういうふうに使っているかの簡単なアンケートを取りました。結構な数の意見が集まりましたが、その中の45%ぐらいの方が1台持ちだった一方で、55%ぐらいの方は2台持ちで利用されていました。Xiaomi 14 Ultraが2台持ちの中のサブなのか、メインなのかは分かりませんが、狙い通り、カメラに特化した形でサブ的に使われています。中には、スマホ付きカメラとして使っている方もいます。

 もし、大きさだったり、機能的に足りないところがあったりするのであれば、このXiaomi 14T/14T Proはそこに対する1つの回答になっていると思います。

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