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達人が選ぶ「2024年を代表するスマホ」 ハイエンド/ミッドレンジで厳選した5機種を語り尽くす

ITmedia Mobile / 2024年12月27日 19時25分

 AQUOS R9 proは入れるかどうか悩みました。皆さんがおっしゃる通り、Xiaomi 14 Ultraと方向性が近くて、もちろん“カメラ”はいいのですが、どちらもそのカメラが大きすぎて“スマートフォン”として見たときのバランスは、正直どちらも悪い。“スマートフォン”・オブ・ザ・イヤーとして、これはいいのだろうかという部分が引っ掛かりました。とはいえどちらかを入れようと思い、カメラとしての使いやすさや、ローカライズがしっかりされている部分を評価して、AQUOS R9 proの方を選びました。

 ミッドレンジには、キャリア売りのローエンドだったモトローラの「moto g64y」と、フォルダブルを安くしてきたことで印象的だった「Libero Flip」を挙げました。どちらもキャリアモデルです。やはり何だかんだキャリアの影響力は強いと思いますし、特に今年はソフトバンクがいろいろな端末を頑張って出していたので、スマートフォン・オブ・ザ・イヤーとして直接は評価できないですが、その端末は評価したいと考えました。

 実は、本当は「Redmi 12 5G」(※2023年12月発売)と「らくらくスマートフォン F-53E」(※2025年1月下旬以降発売予定)も入れたかったのですが、発売日が2024年ではないので入れられませんでした。Redmi 12 5Gの理由は「ローエンド」であること。いまエントリーモデルを出すメーカーがすごく減ってしまっていて、ぽっかり空いた穴にうまくXiaomiが入ってきていることに注目しています。一方、らくらくスマートフォン F-53Eは環境を変えたくないシニア層の方をしっかり守って、高いコストをかけてでも、継続して同じものを作ってきた姿勢を評価しています。

●房野氏:「AQUOS sense9」はミッドなのに「iPhone 16」よりいいところも

・推薦機種(ハイエンド)……Galaxy S24 Ultra、motorola razr 50、Xiaomi 14T Pro・推薦機種(ミッドレンジ)……AQUOS sense9、Nothing Phone (2a)

 ハイエンドの「Galaxy S24 Ultra」は、個人的にも購入した端末でした。進化幅はあまり感じなかったですが、使ってみるとハイエンドモデルとしての安定感があります。カメラ、Sペン共に使いやすいですね。私はAI機能を重視していませんが、皆さんがおっしゃっているように、スマートフォンにAI機能を先駆けて搭載したという点は評価できます。

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