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Microsoft、AI需要で2桁台の増収増益 「CopilotがAIの新時代を推進」とナデラCEO

ITmedia NEWS / 2024年4月26日 9時6分

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Intelligent Cloud部門まとめ

 米Microsoftが4月25日(現地時間)に発表した第3四半期(2024年1月~3月期)の決算は、売上高は前年同期比17%増の618億5800万ドル、純利益は20%増の219億3900万ドル(1株当たり2ドル94セント)だった。「Copilot」などのAI統合を進めたクラウド部門が順調だった。

 売上高、純利益ともにアナリスト予測(売上高は618億6000万ドル、1株当たりの純利益は2ドル82セント)を上回った。

 サティア・ナデラCEOは発表文で「Copilot製品は、AI変革の新時代を調整し、あらゆる役割と業界にわたってより良いビジネス成果を推進している」と語った。

 部門別では、Azureやサーバー製品を担うIntelligent Cloud部門全体の売上高は24%増の267億1000万ドルだった。「Azureとその他のクラウドサービス」の売上高が31%増と好調だった。これには「AIサービスからの7ポイントの寄与が含まれる」という。AIからの寄与が前四半期より1ポイント増加した。

 ナデラ氏は電話会見で、「GitHub Copilot」の有料登録者が180万人だと語った。

 OfficeやLinkedIn、Dynamicsを扱うProductivity and Business Processes部門の売上高は、12%増の195億7000万ドルだった。企業向け「Office 365」の売上高が15%増と好調だった。前四半期に人員削減したLinkedInの売上高は10%増だった。

 Windows、ハードウェア、Xbox、検索のMore Personal Computing部門の売上高は、17%増の155億8000万ドルだった。デバイスの売上高は前期に続けて減少(17%減)。Microsoftは3月に企業向けSurfaceの新モデルを発売した。

 第4四半期の売上高は640億ドルと予測した。エイミー・フッドCFO(最高財務責任者)は、「現在、短期的にAI需要が当社の能力を若干上回っている」と語った。Microsoftは同四半期、設備投資とリースに140億ドルを費やした。

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