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“空飛ぶカメラ”ってどう? 自撮りミニドローンを試して分かったその面白さとハードルの高さ

ITmedia NEWS / 2024年12月15日 12時20分

 小さくて軽くて安定した飛行を見せてくれるので、操縦を楽しみたくもなるけど、それを求める人は他のドローンの方がいい。

●面白いけど価格と飛行場所のハードルが高いかな

 かくして、HOVERは空飛ぶ自撮りドローンとして、あるいは空中浮遊カメラとしてすごく面白いのだけど、難点は2つある。

 一つは99gのドローンにしては高価なこと。

 確かに、ミニドローンとは思えない画質で写真や動画を撮れるし、動きも安定していてすごく賢い。実用レベルのカメラ+ドローンで99gにおさえたと思えば高くないし、手のひらから飛び立って歩くとついてきてまた手のひらに着陸するなんてのは飛行ペットっぽい感じもして楽しい。

 ちょっとしたイベントや外出時に記念写真を撮ったり、旅先でフリーハンド自撮りできるのは面白い。小さくて軽いから荷物が増えても苦にならないし。

 ただ基本セットが約6万円というのはミニドローンとしてはちょっと高めだ。

 もう一つは飛行場所。

 99gなので航空法の制限を受けずどこででも飛ばせる。「小型無線機等飛行禁止法」規制は受けるけど、これは国の重要施設や空港周辺では飛ばしてはダメというだけなので、気をつけていれば問題なかろう。

 ただ、自治体の条例でドローンが一律禁止されていたり(例えば東京都の都立公園は一律禁止だ)、土地の所有者が禁止していることも多い(神社や寺院などでよく見る)。航空法的にはOkでも土地の所有者が禁止していたらダメだ。

 確かに、知らない人から見れば目の前で飛んでいるドローンが135gのものなのか99gのものなのかなんて分からないし、いくつか公的機関に問い合わせてみたが「***は法的にはOkだけど、他の人がいないところで遊んでね」というニュアンスの回答もあった。

 でも、どこで遊べばいいか頭を悩ましてるのは大都市圏の人間だけかもしれんなあとは思う。田舎なら法的な問題がなくて他の人もいない場所なんていくらでもありそうだし。

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