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今年はどんなデジカメが出てくる? 価格高騰の今だから期待したい“後継機”

ITmedia NEWS / 2025年1月4日 12時20分

 グローバルシャッターがポピュラーになるにはもうちょっとかかりそうだ。

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 さて、そうなると気になるのがニコン。

 驚きのフラッグシップ機(何しろメカシャッターを搭載しなかったのだ)「Nikon Z9」を発売したのがα1と同じ21年の12月……となると、25年にはニコンから“Z9 II”が出てきてもおかしくはないよね。Z9はマメなファームアップによってまだ古びてはいないけど、可能性はある。出るとしても後半かな。

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●小型軽量モデルの充実がうれしいここ2年

 次は「下」。下というと聞こえが悪いけど、小型軽量で比較的廉価なモデルって意味だ。10年前はそのクラスが市場を引っ張っていたが、スマートフォンの隆盛に伴って「わざわざカメラを買おう」という人たちが減り、その層に向けた製品もぐっと減っていた。

 でも、それが徐々に復活しつつある。

 23年はキヤノンの「EOS R50」(事実上、Rマウント版のEOS Kissだ)や「EOS R8」が登場。ソニーはα7C IIを投入。

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 ニコンは? と思った私は1年前のこのコラムで「ニコンはZ 5やZ 50からかなり時間が経っているので、カジュアルモデルをリニューアルするにはいい時期だ」と書いたのだけど、出たのはZ50 IIだけだった。

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 “Z5 II”は出なかった。今年はフルサイズセンサー機の入門モデルとしてZ5 II登場に期待したい。

 「Z6 III」は出たけれども、これは当初よりちょっとハイエンド方面にいっちゃったかなと。性能的には申し分ないのだけど、Z5との性能差、世代差が開いちゃったのだ。

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