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今年はどんなデジカメが出てくる? 価格高騰の今だから期待したい“後継機”

ITmedia NEWS / 2025年1月4日 12時20分

 さて、24年の小型軽量エントリーモデルとして注目したいのがEVFレスのモデル。パナソニックの「S9」や富士フイルムの「X-M5」だ。

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 「VLOGCAM」と名づけたソニーのZVシリーズもその仲間といっていいかも。24年は「ZV-E10 II」が投入されている。こちらは順番にリニューアルされていく感じだろう。その分、α6xxxシリーズの新作が出てないけど、動画性能(特に動画撮影時のブレ補正や音声の処理など)に差はあるものの、どれも写真も動画も普通に撮れる。

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 カジュアル系のデジタルカメラ市場が急激にシュリンクして以来、各社とも高性能で高度な撮影が可能な、一眼レフを完全に置き換えるボディと、多少大きくても高性能なレンズに力を入れてきた。

 そちらがある程度一段落したタイミングと、スマホから写真や動画撮影に入った人が専用機としてのカメラに興味を持つタイミングが一致したんじゃないかという気がしている。

 こういう四角くて小さなカメラってのは必要かと思う。動画と静止画の垣根がぐっと低くなっている昨今、EVFをのぞく習慣がない層が増えているし。カメラのユーザー層を広げるには、オーバースペックになりそうな高性能より、入門機と呼べる「比較的に購入しやすく持ち出しやすく扱いやすい製品が必要なのだ。

 このジャンルは今年も伸びると思うし、伸びてほしい。

 となると、気になるのが2社。

 一つはキヤノン。

 EOS Rシリーズはすべてファインダー搭載機で、ファインダーレスの小型機は「EOS M6 Mark II」(19年)を最後に出してないのだ。

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 今年、上面がフラットな小型軽量モデルを出してきたら面白いと思うのだけど、出さない気もする。キヤノンは23年にエントリー機を24年にミドルクラスからハイエンドをと上から下まで一通り揃ったのでやるとしたら今年だと思うのだけど。

 もう一つ、EVFを持たない背面モニターだけのコンパクトでカジュアルなミラーレス機といえば、ミラーレス一眼黎明(れいめい)期をひっぱったオリンパス(当時)のPENである。

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