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ディズニーch出身のゼンデイヤ、幼くして“一家の大黒柱になったこと”へ複雑な思い 「学校へ行きたかった」

ねとらぼ / 2024年4月10日 19時33分

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若くして人気者になったゼンデイヤ(画像はVOGUE誌のIntagramから)

 俳優で歌手のゼンデイヤが、子役として早くから一家の稼ぎ頭になったことについて胸に秘めた思いを語りました。4月9日公開のVOGUE誌とのインタビューで、子ども時代に大人のような立場で仕事をすることについて、それが“有害”な場合も多くあると述べています。

●ディズニーチャンネルのドラマ主演で人気者に

 ゼンデイヤは14歳のとき、ディズニーチャンネルのテレビシリーズ「シェキラ!」で主人公の1人、ロッキー・ブルー役に抜てきされキャリアをスタートしました。またたく間に人気者となり順調にキャリアを積み上げ、2017年に公開されたMCU第16作目「スパイダーマン:ホームカミング」でのMJ役で世界的にブレイク。

 2019年からスタートした大人気ドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」のルー・ベネット役も高く評価され、スペシャル版とシーズン2からは制作総指揮も務めるように。同作では2020年と2022年にエミー賞主演女優賞を、2023年にはクリティクス・チョイス・テレビジョン・アワードとゴールデングローブ賞でもそれぞれ主演女優賞を受賞しています。

 さらにファッション・ビューティー業界からも引っ張りだこで、ランコム、ブルガリ、ルイ・ヴィトン、ヴァレンティノ、トミー・ヒルフィガーのアンバサダーにも就任。公の場に現れるといつも斬新で華やかなファッションやメイクが注目を浴び、フォトジェニックな容姿はモデルとしても多くの支持を得ています。

 しかし幼いころから才能を見いだされスター街道を駆け抜けてきた彼女は、その華やかな道筋をただ輝かしいだけのものとは捉えていなかったようです。今回、6月7日公開予定の主演映画「チャレンジャーズ」に関連してインタビューに答えたゼンデイヤ。テニスの元スター選手役を演じた彼女は、作中で10代と30代を演じ分けており、役柄と比較して「念のためだけど、私は高校には行っていないよ」と現実では自身が高校生活を経験することはなかったことに言及しました。

●現在は27歳 大人になって思う「学校に行きたかったな」

 ゼンデイヤは、「自身にとって他(芸能活動をする以外)の選択肢は何だったのか」「子どものころの目標は」と尋ねられると、「自分にどれだけの選択肢があったのかわからない」とコメント。「子ども、名声、世間の目にさらされること、子役であることについて、私には複雑な気持ちがある。有害なケースをたくさん見てきたから……」と子ども時代に注目を浴びすぎることを100%ポジティブには考えられないと述べます。

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