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【後編】今一番熱い“器楽奏者とボーカル融合”ガールズユニット「C;ON」を取材 異例尽くしのメジャーデビュー記念ライブで魅せた決意を1万7000字レポート

ねとらぼ / 2024年6月22日 12時0分

――本ライブのハイライトといえば、やはり宇都宮短期大学附属高校吹奏楽部と横浜Union Symphonic Bandのフルオーケストラで披露した「Canvas」。どういった経緯で実現したコラボレーションだったのでしょうか。

杏実:吹奏楽のみんなとやってみたいね、っていうぼそっとした一言から佳子ちゃんが動いてくれたのがきっかけです。

佳子:もともと私がうっつー先生のYouTubeのファンでずっと拝見させていただいたんですが、SNSをきっかけにお知り合いになることができて、今回何か大きな企画をやろうと話し合って「吹奏楽とコラボしたい」と思ったときに、うっつー先生ならそれをかなえてくれるかもしれないと思って、連絡したのが始まりです。

 そこからせっかくコラボするなら自分の身近な人たちとのつながりを持ってやりたいなと思って母校にも声を掛けさせてもらいました。

――本当にステキなコラボでした。ライブを終えられて、今の率直な感想を教えてください。

栞音:今までで一番余韻が残っているライブだなと思います。配信、アーカイブがあったのも大きいと思うんですが、ファンの方が1週間ぐらいずっとワンマンの話をSNSで投稿してくださったこともあり、ずっと「昨日終えた」みたいな感じがまだ抜けない今までで一番印象に残ったライブだったなと思います。

聖奈:確かに余韻がすごく残っているライブだと思います。当日ライブに来て下さった方、配信で見てくださった方以外にも「あとから知った」という方がいらっしゃったり、とにかくみんながすごくSNSで反応してくれたので、周囲の方々にもどんどん拡散されたのをすごく感じます。ライブ当日だけじゃなくてずっとずっと拡散していくっていうのは初めてだったし、「最近ウワサになってるC;ONだ!」と言われることも増えてきてうれしいです。

 どのライブでも「これがC;ONの最大のステージだ!」と思ってやるんですが、今回に関してはもう次が心配なくらいです(笑)。

栞音:顔が知られるようになってきたっていうのは、確かに感じます。私もプライベートで駅前にいたときに「C;ONですよね? LINE CUBEいきました」と声を掛けられてビックリしたばかりです。やっぱり2000人も来てくれたから、顔を知らない方もいらっしゃったんだと思ってうれしくなりました。

杏実:私の場合、ピアノは演奏が崩れると土台が無くなってしまうので集中しなきゃいけない場面が多いから、みんなが泣いていてもあまり涙できないんですが、今回のライブではもうそんな余裕もないぐらい勝手に涙があふれてきてしまって。「Canvas」で幕が開いて、母校のみんなの笑顔が見えたり、演奏が聞こえたりして「めっちゃうれしい!」と思えたり、メンバーの表情とかもすごくよく見えたので「めっちゃ緊張しているけど、涙が自然にあふれている姿」とかを見ていたら、私も同じ感情になってしまって。本当は良くないんですが何弾いてるのか分からなくなっちゃうぐらい、続けてきて良かったなという思いと達成感、ファンのみんなへの感謝の思いが溢れました。

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