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気象庁が「南海トラフ地震臨時注意報」を発表→今すべき防災対策とは? 政府各所の情報まとめ

ねとらぼ / 2024年8月9日 16時15分

気象庁が「南海トラフ地震臨時注意報」を発表→今すべき防災対策とは? 政府各所の情報まとめ

防災グッズは前もって用意しておきましょう(画像は政府広報公式サイトから引用)

 2024年8月8日、気象庁は「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表。今できる対策は何なのか。政府各所が発信している防災情報をまとめました。

●南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)とは

 気象庁は南海トラフ地震の想定震源域において、平常時と比べて相対的に大規模地震の発生可能性が高まっている状態だとし、8月8日の19時15分に「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表。

 内閣府は「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」について、事前の避難を呼びかけるものではないものの、日頃からの地震への備えの再確認に加え、地震が発生したらすぐに避難できる準備をするよう呼びかけるものとしています。

●今できる防災対策は? まず大事なのは「自助」

 政府広報は公式サイトにて「災害時に命を守る一人ひとりの防災対策」を公開中。サイトによれば、災害による被害をできるだけ少なくするためには、一人一人が自ら取り組む「自助」、地域や身近にいる人同士が助け合って取り組む「共助」、国や地方公共団体などが取り組む「公助」が重要だといいます。

 その中でも基本となるのは、自らの命を自らが守る「自助」の意識。「自助」に取り組むため、さまざまな防災対策を講じておくことが大切だと述べています。

●家の中でできる安全対策

 阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などでは、多くの人が家具の下敷きになって亡くなったり、大けがをしたりしたため、大地震が発生したときには、「家具は必ず倒れるもの」と考えて、防災対策を講じておくことが必要です。

 寝室や子ども部屋などには、できるだけ家具を置かないように注意。家具を置く場合は転倒防止対策としてなるべく背の低い家具にし、家具が倒れてけがをしたり、出入り口をふさいだりしないように、家具の向きや配置を工夫しましょう。

 また、家具は転倒したりしないように、壁に固定するなどの対策をしておきましょう。家具のほかにも、窓ガラスやペンダント式の照明、テレビ、電子レンジ・オーブンなど、家の中には凶器になるものはたくさんあるため、地震の発生時、それぞれの部屋にどのような危険があるのかを考えて、対策をしておくことが大切です。具体的な固定方法は以下。

○「タンス」の固定方法

 床側をストッパーなどで固定し、天井側はポール式器具で固定。ポール式器具は、タンスの奥の方(壁側)で、天井や家具の硬いところに取り付ける。上下に分かれている家具は連結しておく。

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