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「『逆転シリーズ』を拡大していきたい」 「逆転検事1&2 御剣セレクション」発売直前、キャラデ岩元辰郎氏、橋本シリーズP、西田Pロングインタビュー

ねとらぼ / 2024年9月1日 12時30分

橋本:まずはそこまで多くの方に要望されててよかったなと思いました。御剣人気が高いのは開発チームもみんな把握していますが、「どこまでリマスターが望まれているのかな」「発表したときにどういう反応が来るのかな」と不安ではあったんです。

 そんな中で「逆転裁判456 王泥喜セレクション」を発表したときに、「じゃあ御剣セレクションも!」という声がすごく多かったので、「これは正式発表したときに反響がドッと来るな」とちょっと安心しました。

岩元:「逆転裁判456 王泥喜セレクション」の発表があったときに、「逆転シリーズ」のファンの方が「『逆転検事』を引っ張り出してきて遊びだした」という投稿をしているのを見かけて、内心「(今ちょうどリマスターを開発しているのに)やめてやめてやめて~!」という気持ちでした(笑)。

西田:こちらも発表したくてウズウズしてる中で「もう少し待ってくれ!」とすごく思いましたね(笑)。

岩元:今回の「逆転検事1&2 御剣セレクション」のメインビジュアルアートを描くために、「逆転裁判シリーズ」の気持ちにしたくて、ゲーム実況動画をYouTubeでよく見ていたんですが、そのコメント欄で「逆転検事1・2をもう一回やろう」というコメントをよく見かけて、それが苦しくて苦しくて(笑)。

橋本:岩元さん、苦しんでたんですね(笑)。

岩元:「いつ発表するんだろうな。なかなか発表してくれないな」と思ってましたね、2年間ぐらい(笑)。

――満を持して「逆転検事1&2 御剣セレクション」の発売を発表できたときにはどのような気持ちでしたか。

西田:自分はファンの方が全然予想していないんじゃないかと思っていたんですね。「逆転裁判456 王泥喜セレクション」が同じ年に出ていますし、1年に同じシリーズで2本出るのは予想していないだろうと。それを裏切る形でサプライズにしたいという思いがありました。最初の“御剣がジャケットを着る”扉絵でびっくりしてもらえるかなと思っていたのですが、狙い通り多くの反響をいただきました。

 ミニキャラクターも新しいビジュアルをずっと見せたくて発表までずっと我慢していたのですが、こちらも驚きの反応をいただけてうれしかったです。

岩元:僕はNintendo Directでの発表当日が誕生日だったんですが、それこそ2年分のうっ憤を晴らす、素晴らしい誕生日プレゼントでした!

 僕はXに「#1日1ラクガキ」というタグでイラストを投稿していて、その中でファンアートを描くときがあるんですが、この二年間は検事のキャラを描きづらかったですね。発表されるまでは匂わせになってはいけないので。ちょっとずつ検事のキャラクターを出したり、出さなかったりという謎の苦労をしていました。でも僕もNintendo Directでの発表は当日のギリギリに知らされたんですよ(笑)!

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