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20年放置されていたボロボロの“激レア車”→徹底修理すると…… 感動の“復活劇”に「浪漫ですね」「ここまでやるとは……」

ねとらぼ / 2025年1月10日 21時30分

20年放置されていたボロボロの“激レア車”→徹底修理すると…… 感動の“復活劇”に「浪漫ですね」「ここまでやるとは……」

エンジンが“終わっている”

 長年にわたって放置されていた“激レア車”のレストア作業をまとめた動画が、YouTubeに投稿されました。この動画の再生数は、記事執筆時点で1万9000回を超えています。

●再び公道で走れるように

 動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「焼肉レーシング」。車・バイクのカスタムやツーリング動画などを発信しており、今回は、かつてSUBARUが販売していた車「サンバートライ」をよみがえらせるべく、レストアに挑みます。

 総集編は、エンジンの状態を確認する場面からスタート。フロアはサビ1つなく非常にきれいでしたが、20年放置されていただけあって内蔵されているエンジンおよびその周囲は、すさまじくホコリにまみれていました。

 各部が正常に動かないので動作チェックもできません。最悪の事態を考えながら、さらに分解して内部を確認するとパーツは見事に固着していました。あまりにも状態が悪いため、「これは終わっとるわ」とポツリ。残念ながらエンジンそのものを変えなければなりません。

●エンジン移植を試みる

 サンバートライの最高な状態のボディーを活用すべく、エンジンの移植を決意。別に用意した軽トラックタイプのサンバーのエンジンをチェックして移植が可能かを確かめます。簡単に取り外せる部品や固定部を外し、軽トラックを分解。エンジンが搭載されている部分をむき出しにしました。

 軽トラックからエンジンを取り外してる間にサンバートライの方も分解。エンジンを抜き取りつつ、パイプなど各パーツの損傷具合を確認していきます。順調に進んでいたレストアですが、移植作業3日目に両車のセルモーターのサイズが異なると判明。何やら嫌な予感がします。

 エンジン全体をむき出しにしたことで、各部の形状やサイズが確認しやすくなり、“サイズが合わないのでは”との疑念もどんどん膨らんでいきます。観察の結果、場所によっては形が全く違うと判明。これでは移植ができません。今までの苦労が水の泡になってしまったので、サンバー企画はここでいったん中止となりました。

●別のサンバーを入手

 映像は切り替わって、別の軽トラックタイプのサンバーを購入する場面に。400キロ離れた静岡県浜松市まで取りにいくこととなりました。予想外の長距離移動となってしまいましたが、これも全てはサンバー企画のため。現地で出品者と落ち合い、12万円で“極上の車”を手に入れました。

 部品の違いを確認しながらエンジンや足周りを移植。撮影している側も「動画映えしねえんだよな」と笑い出してしまう程に地道な作業ですが、サンバートライを完全復活させるための非常に重要な工程です。時間をかけて各部品を確認し、必要に応じて交換していきます。

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