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なぜASUSは「Copilot+ PC」を他社に先駆けて数多く用意できたのか? 同社幹部に聞く

ITmedia PC USER / 2024年6月12日 13時0分

 また、フレームレートを向上させ、スムーズな動きを実現するフレーム生成技術である「AMD Fluid Motion Frames」(AFMF)を、いち早くサポートしています。さらに、新型のROG Ally Xについては、放熱設計の改良により、Z1 Extremeの性能を最大限に引き出しているだけでなく、メモリ/ストレージ/バッテリー容量などを大幅にアップグレードして、Thunderbolt 4を含むデュアルUSB Type-Cポートを備えています。こういったスペックの面でも優位に立てていると思います。

●電子ペーパー天板「Project DALLI」の製品化は? BTOの今後

―― 法人向け市場においては、WWAN機能(5Gまたは4G LTE)が重要だと思います。WWAN機能についてのお考えをお聞かせください。

アルヴィン・チェン WWAN機能の重要性は我々も認識しています。最近では教育市場向けにLTEとeSIMをサポートした製品を発売していますが、今後さらに多くの法人向け製品を現在開発中です。

―― ASUS Storeにおいて4月からExpertBookシリーズのBTOサービスが開始されました。反響や今後のプランを教えてください。

アルヴィン・チェン BTOは、現在日本が注力している重要な取り組みの1つです。サービス開始後の最初の30件の注文で、ポジティブなフィードバックを得ています。全ての注文は、Core i7またはCore i5のCPUで、32GBメモリへのアップグレードが選択されており、よりハイスペックな構成が好まれる傾向にあります。

 また、今後は出荷のリードタイムを14日から10日に短縮すること、2024年中にデスクトップ製品をBTOカテゴリーに入れること、2025年の終わりまでにより多くの製品ラインを増やすことを目標としています。

―― 展示会場には「Project DALLI」という天板に電子ペーパー(E Ink)を搭載した製品のプロトタイプがありました。製品へ実装する予定はありますか?

ピーター・チャン Project DALLIについては、現在開発段階です。具体的な投入時期などは決まっていません。これから検討していきます。

●ASUS JAPANのロードマップを公開 Lunar Lakeも準備中

 このインタビューとは別に、日本メディア向けに行われたブリーフィングでは、コンシューマー製品を統括するデビット・チュー氏により、ASUS JAPANの製品展開方針やロードマップが明かされた。

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