1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. パソコン

マウスコンピューター初のChromebookの実力は? 「mouse Chromebook U1-DAU01GY-A」を試す

ITmedia PC USER / 2024年6月25日 15時5分

 その点、mouse Chromebook U1では、タッチ入力に加えて、Googleが定める「USI2.0」規格のペン入力にも対応しており、同規格に準拠するペンも付属する。ペンを別途用意しなくても済むことは、Next GIGA向け端末の導入を検討している教育機関(自治体)はもちろんだが、「学校と同じような環境を子どもに用意したい」と考える家庭にもありがたいことだろう(※1)。

(※1)小学校/中学校課程の大半の学校では、児童/生徒に学習用端末を“貸与”という形で提供しており、中には学校からの持ち出し(≒家庭への持ち帰り)を禁止または制限しているケースもある。GIGAスクール構想/Next GIGA向けの学習用端末と同じ、あるいは近いスペックのPCがコンシューマー向けに販売されるのは、「子どもの自宅での学習の足しにしたい」というニーズがあるからだという

 スタイラスペンはバッテリー内蔵の充電式で、4096段階の筆圧検知と60度の傾斜検知に対応している。特に傾斜検知は書き味(描き味)を改善する上で非常にありがたい。

 充電は付属のUSBケーブルで行う。本体にペンホルダーは内蔵されていないものの、USB Standard-A端子に差し込むペンホルダーも付属する。

 ペンホルダーについては、ペンと一緒に持ち運ぶ際に便利な上、ペンだけを紛失するリスクを低減できるので、付属するあけでもありがたい。ただし、強いて欠点をいうとペンホルダーをUSB端子に入れたまま何かにぶつけてしまうと、USB端子が破損したり、ペンホルダーが破損したりしてしまう恐れがある。運が悪いと、両方が同時に壊れてしまう可能性も否定できない。

 ゆえに「ペンホルダーを本体に内蔵してほしかった(できればペンの充電対応で)」と思ってしまう。しかし、Next GIGAの学習用端末としての導入を主眼に入れると、コストの制約で難しい面もあるだろう。ここは“痛しかゆし”である。

打ちやすい日本語キーボードも搭載 Webカメラも高画質

 Next GIGA向け学習用端末では、文字を入力するデバイスとしてハードウェア(物理的)なキーボードに対応する必要がある。キーボードの配列は日本語(JIS)の他、米国英語(US/ANSI)も許容している。形態は本体との一体型はもちろん、ポゴピンまたはワイヤレス(Bluetooth)で接続できる分離型でも構わない。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください