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キッザニア東京で自作PC体験! マウスコンピューターの「パソコン工場」パビリオンに潜入してきた

ITmedia PC USER / 2024年6月27日 18時0分

 体験を終えたキッザニアンたちに(大人たちが取り囲んで)話を聞くことができた。

── 体験を終えてどうでしたか。

キッザニアン:学校で使っているパソコンが、こんな風に作られているんだということを知ることができて良かったです。

キッザニアン:細部まで説明しないのがここのやり方なので、自分で工夫するのが少し難しかったです。

── 今回は短縮された体験でしたが、フルバージョンで再チャレンジしたいと思いますか。

キッザニアン:はい、ぜひ!

●子どもたちが安心して自作PC体験をできる工夫も

 ちなみに、今回はメディアを呼んでの取材ということもあり、通常30分の工程を15分に短縮したバージョンだった。省略されたのは以下の内容だ。

・タブレットとの違いについて学ぶこと

・グラフィックスカードの有無によるスペックの違いを映像で確認すること

・ピッキング方法やパーツの持ち方についての説明

・組み立てるためにケーブルを一旦全てケースから出すこと

・PCを液晶ディスプレイに接続すること

・PCの出荷を見送ること

 このキッザニア東京で組み立てるのは、ゲーミングデスクトップPCだ。“ゲーミング”といえば、動作中にピカピカとLEDが光るというイメージが確立されているといっても過言ではない。完成したPCの電源をいれると、ディスプレイに映像が表示されるだけでなく、PC内部のLEDも透明なケース側面からよく見える。これにより達成感は増すだろう。

 ここで気になったことがある。今回体験したキッザニアンたちは小学5年生と6年生で、手先も器用に使える年齢であったが、キッザニアでは3歳から各パビリオンを体験できる。PCを構成する部品は精密機器で繊細に扱う必要がある。故意ではなくとも、子どもたちが雑に扱うこともあり得る。どのような対策を施しているのだろうか。

 「基板部分はアクリルでカバーしています」と担当者。「CPUもこのように加工して手をけがしないように、ベタベタ触っても問題ないように工夫しています」と実物を見せてくれた。

●「4万人の感動をさらに拡大させたい」

 2021年のキッザニア甲子園から3年たった2024年に、キッザニア東京にパソコン工場パビリオンをオープンしたのはなぜか、キッザニアに出展することにどのような意図があるのか、両パビリオンの違いは? などについて軣社長と圓谷社長から話を聞いた。

 「キッザニア甲子園はコロナ禍の最中ではあったが、多くの方に体験していただきました。体験後の子どもたちの顔を見ると、みんなうれしそうな顔をしている。これはもっと広めたいなと感じたのが2店目を考えるきっかけになりました」と軣社長。どれほど「多くの方」だったかについては、圓谷社長が「延べ4万人」と教えてくれた。

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