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Shokzの“耳をふさがない”イヤフォン「OpenFit Air」と「OpenSwim Pro」どちらを選ぶ?

ITmedia PC USER / 2024年7月17日 12時5分

 ちなみにマイク性能も優秀だ。こちらも自分の声を録音して確認したが、エアコンやすぐ横で3Dプリンタを動作させても、その騒音はまったく気にならなかった。公式の説明によると、アダプティブフォーミングとcVc8.0により、周囲の騒音を96.5%低減するという。

●骨伝導イヤフォン「OpenSwim Pro」

 OpenSwim Proは、Shokzではおなじみの骨伝導タイプのイヤフォンだ。左右がつながりネックバンドが後頭部にくるデザインは、Shokzらしいと言ってもいいだろう。

 本製品はProというネーミングで、無印の「OpenSwim」も販売されている。しかし、あちらはBluetoothに非対応のMP3プレーヤーだった。水泳や他のワークアウトでお気に入りの音楽を聞くことだけを考えるならこれでも良いのだろうが、OpenSwim ProはBluetooth対応になったことで、一般的なイヤフォンと同様にスマートフォンと接続してサブスクリプションを含めてさまざまな音楽を楽しめるようになった。

 BluetoothイヤフォンとMP3プレーヤーの切り替えは、Shokzアプリで行える他、本体のファンクションボタン、あるいは音量ボタン上下の同時押しで行える。この辺りの操作はアプリから変更が可能だ。

 MP3プレーヤーとして利用するには、まず本体に音楽を格納する必要がある。ストレージ容量は32GBだ。音楽の転送には、付属の充電ケーブルを利用する。このケーブルをPCに接続してPC経由での転送となる。残念ながらアプリを利用してBluetooth経由で転送することはできない。対応しているフォーマットはMP3/FLAC/WMA/WAV/AAC/M4A/APEと幅広い。

 MP3モードでの音楽再生は、「順に再生」「シャッフル再生」「1曲リピート」を選べる。本体の音量「+」ボタンと「マルチファンクション」ボタンの同時長押しでも切り替えられる。

 装着感については、これまでの骨伝導イヤフォンと同様に、耳に引っかけるというより本体のバネ性でこめかみに左右から押し付けるというイメージだ。このため、初めは違和感があるが、しばらくすれば気にならなくなる程度だ。

 メガネとの干渉は多少あるが、あまり気にならない。装着時にはメガネを外した方が楽かもしれないという程度で、装着さえしてしまえば多少メガネのツルが太めでも問題はないだろう。

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