1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. デジタル家電

Shokzの“耳をふさがない”イヤフォン「OpenFit Air」と「OpenSwim Pro」どちらを選ぶ?

ITmedia PC USER / 2024年7月17日 12時5分

 基本的には四六時、中身に着けて使うものではなく、ワークアウト時の使用を想定した製品だと思うが、装着感が軽いので普段から身に着けていても問題はないだろう。バッテリー持ちもBluetoothモードで9時間、MP3モードで6時間と1日使うには十分だ。マイクも搭載しており、通話やビデオ会議などでも利用できる。

 音質に関しては、OpenFit Airと比べてしまうと、全体的に物足りなく感じる。低音は比較的良好だが、中高音の伸びやかさ、きらびやかさといったものは感じにくい。ただ、骨伝導だということを考えると十分だろう。

 Shokzアプリからはイコライザの設定も可能だ。といっても、豊富に用意されているわけではない。Bluetoothモードでは音楽を聞くための「スタンダードモード」と、オーディオブックやポッドキャストなど人の声に最適化された「ボーカルモード」の2つを利用できる。

 ボーカルモードは、名称からするとボーカル曲でも利用できそうだが、確かに人の声は聴きやすくなるものの、それ以外が抑制されて、かなり薄っぺらい印象になってしまった。説明通りにオーディオブックなど、声がメインの用途向けと割り切ったほうが良さそうだ。

 MP3モードでは、スタンダードモードの他、スイミングモードが利用できる。実際に試したわけではないが、水泳時に特化した特別モードとのことだ。なお、このモードを使用する際には、付属の水泳用耳栓の併用が推奨されている。

●どちらを選ぶかは用途次第

 OpenFit Airの価格は1万9880円、OpenSwim Proは2万5880円(いずれも税込み)だ。筆者としては、性能的にも音質的にも、大多数の人にはOpenFit Airをおすすめしたい。ただし、OpenSwim Proは水中でも使えるという特徴がある。MP3モードがあるので、スマートフォンを持たなくても音楽を楽しめるのがメリットだ。

 プールをよく利用する、ウオーキングやランニングなどはスマートフォンも持たずにできるだけ身軽に行いたいと考えているなら、OpenSwim Proのほうが向いている。

 どちらの製品も、Shokzの技術力が生かされた高性能なイヤフォンだ。運動する間だけ使うのか、一日中装着していたいのかなど、自分の生活スタイルに合わせて選択するといいだろう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください