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私たちの“仕事”に適したビジネスPCをどう選ぶ? ポイントを連載で解説

ITmedia PC USER / 2024年8月2日 12時10分

 とはいえ、業務利用PCとして考えた場合、オフィスにあるUSB機器との互換性を考えると、USB Type-Cポートのみではまだまだ厳しい。なので、ビジネス用PCを選択する際は、オフィスでよく利用されているUSB機器などを確認した上で、USB Standard-Aポートが必要な場合は可能な限りUSB Standard-Aポートが搭載されたモデルを選択したい。

●高いパフォーマンスを維持する冷却機能

 続いてはPCの冷却について触れていこう。PCは基本的に性能が高くなればなるほど消費電力が上がり、発熱量が大きくなってしまう。ノートPCの使い方を思い浮かべてほしいのだが、ノートPCを操作する際は手のひらをパームレストに置いて作業する。発熱が大きいとパームレストが熱くなり、置いている手が熱くなり不快な思いをすることもある。

 そんな不快な思いをしないために、各モデルとも冷却機能に力を入れているが、冷却機構についても気を付けたい。ただファンを回すだけであれば、熱量が大きくなるとファンの回転速度も速くなり、騒音が発生してしまう。ファンの回転速度を速くしなくても、大型のヒートシンクを搭載することで、ファンの回転速度を上げなくても十分な冷却機能を得られるモデルもある。

 ビジネス用PCとして購入する場合、事前に貸し出し機を借りた上で、高負荷時のファン回転音の大きさや、冷却機能については必ず確認しておきたい。

●バッテリー駆動時間

 最後にバッテリー駆動時間について触れていこう。ノートPCには必ず搭載されているバッテリーだが、モデルによって大小さまざまなバッテリーが搭載されている。バッテリー駆動時間については、長ければ長いほど良いのだが、こちらも長時間バッテリーが持つモデルを選ぶと購入価格が高くなる、もしくは超低電力CPUを採用されており、期待していた性能を達成できないといったミスマッチが発生する。

 CPUを選定するときにも触れたが、ビジネス用PCを購入する場合、業務利用において過不足ないモデルを選択して、投資効果を最大限得られるモデルを選ぶようにしよう。

●リモートワークが終わってもWebカメラは重要

 コロナ禍において、自宅などで働くリモートワークが盛況だった際は、ZoomやMicrosoft Teamsなどを使ったビデオ会議が頻繁に行われていた関係で、Webカメラの重要性が非常に高まった。では、現在のようなアフターコロナの時代であれば、Webカメラは不要なのか、といわれると決してそうでは無い。

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