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私たちの“仕事”に適したビジネスPCをどう選ぶ? ポイントを連載で解説

ITmedia PC USER / 2024年8月2日 12時10分

 例えば人事に携わっている場合、「遠隔地に住む応募者と面接を行う」「対面する必要はないが会議は実施したい」といったユースケースがあるため、可能であればWebカメラを搭載したモデルを選びたい。

 最近のモデルではWebカメラを搭載した上で、さらに画像補正に力を入れているモデルも用意されている。社員への付加価値を提供できるため、Webカメラの画素数だけでなく、付加価値にも着目してモデルを選ぶと良いだろう。

●モデル選定時に見落としがちな内蔵スピーカーとマイク

 Web会議用途で見てみると、内蔵されているスピーカーも重要となる。それぞれのメーカーによってコストを削減する部分は異なるが、モデルによっては内蔵スピーカーの音質が相対的に低い物も存在する。スピーカーの音質が悪ければ、ビデオ会議の際に相手の声が聞こえづらくなる、など業務に支障を来してしまうため、PC選定時に漏れがちな内蔵スピーカーの質にも着目したい。

 ビデオ会議で必要な物として、Webカメラと内蔵スピーカーについても触れてきたが、もう1つ重要なコンポーネントとして、内蔵マイクが上げられる。特に内蔵マイクはモデルによって搭載されている場所が異なっており、使い方によっては声が乗りにくい、といった問題がおきることもある。そのため、内蔵マイクの位置もしっかり把握しておくことをオススメする。

 また、最近一部のモデルではノイズキャンセリング機能を搭載したモデルも用意されており、外付けのスピーカーやマイクを使わなくても、快適なビデオ会議ができるようになっている。PC好事家の方であれば、Bluetooth接続のヘッドセットを持っているため見落としがちなのだが、意外とPCの内蔵スピーカーとマイクだけでビデオ会議をする社員もいる。そのため、ノイズキャンセリング機能を搭載したモデルも可能であれば選定しておきたい。

●業務用PCを選ぶポイントはズバリ、「投資効果が高いか」

 ビジネス用PCを構成するパーツについて、簡単にビジネス用PCを選ぶ際のポイントについて触れてきた。どの項目にもいえるのだが、ビジネス用PCは1台あたりの調達予算が限られているため大は小を兼ねる、の考えで選定せず、洗い出した業務内容や普段の社員のPC利用スタイルから投資効果が最大限得られるモデルを選ぶことが重要だ。

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