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ノートPCのSSDを1TBから4TBに取り替える! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってお引っ越し【後編】

ITmedia PC USER / 2024年8月6日 17時0分

ノートPCのSSDを1TBから4TBに取り替える! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってお引っ越し【後編】

センチュリーの「M.2 NVMe SSDクローンBOX バスパワーUSB10G(CMNV2U10GCP)」は、その名の通りPCI Express接続(NVMe規格)のM.2 SSD用のクローニングデバイスだ。実売価格は1万円前後と、機能の割に手頃な価格で購入できる

 手持ちのPCのパワーアップ手段の1つとして、内蔵ストレージ(SSD)の換装(取り換え)は有効な手段の1つだ。その手間を軽減する手段の1つとして、「ディスク(SSD)クローンデバイス」の導入がある。

 ディスククローンデバイスにはたくさんの選択肢がある。筆者は実売価格1万円前後のセンチュリーの「M.2 NVMe SSDクローンBOX バスパワーUSB10G(CMNV2U10GCP)」をお借りして、実際にSSDの換装に挑もうとした……のだが、諸事情で延び延びになっていた。今回、ようやく時間と準備が整ったので、実際に換装を進めていく。

●1TBから4TBのSSDに換装

 今回SSDを換装するのは、筆者が愛用しているレノボ・ジャパンのノートPC「ThinkPad X13 Gen 3」(2022年発売)だ。PC USERでも何度か登場したことがあるので、見覚えのある人もいるかもしれない。

 上記の記事を掲載した当時との違いとして、本機のSSDはキオクシアの「EXCERIA PLUS G3」の1TBモデルに換装されている。公称ではシーケンシャルリードが最大毎秒5000MB、シーケンシャルライトが最大毎秒3900MBというスペックだ。

 今回、このSSDをウエスタンデジタル(WD)の最新SSD「WD BLUE SN5000」の4TBモデルに交換する。公称では最大毎秒5500MB、シーケンシャルライトが最大毎秒5000MBというスペックで、WD直販サイトでは5万1700円で販売されている。

 早速、クローニングを始めたいところだが、注意点が幾つかある。

●クローニングに当たっての注意点

 ディスククローンデバイスを使ってHDDやSSDの丸ごとコピーをする場合、幾つか注意点がある。実際の作業に移る前に、チェックしておこう。

注意点1:新しいストレージは移行元と「同じ」か「大きい」容量とする

 ディスククローンデバイスは、移行元(古い)HDD/SSDと同一容量か、より大きな容量のHDD/SSDにクローニングすることを前提としている。移行先のHDD/SSDが移行元よりも容量が小さい場合、正常に移行できなかったり、移行を始めた後にエラーが出たりする。

 今回試すM.2 NVMe SSDクローンBOX バスパワーUSB10Gの場合、移行先のSSDの容量が移行元より小さいことを検知すると、そもそもクローニングを開始できないようになっている。

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