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ノートPCのSSDを1TBから4TBに取り替える! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってお引っ越し【後編】

ITmedia PC USER / 2024年8月6日 17時0分

 なお、PC上で動作するディスククローンアプリの一部は、より小さい容量のHDD/SSDへのクローニングに対応している。もしも容量の小さいHDD/SSDにクローニングしたい場合は、PCを使った作業を検討したい。

注意点2:パーティション分けは“そのまま”

 ディスククローンデバイスでは、基本的に移行元のHDD/SSDの内容を“そのまま”移行先へコピーする。それはディスク上のパーティション(領域)の区分けも同様で、より大きな容量のHDD/SSDにデータを移行すると、余った容量が「未使用(未割り当て)領域」として残る。

 Windows PCの場合、クローニングが終わった後に「ディスクの管理」から未使用領域の初期化、あるいは既存領域との統合を行える。ただし、領域の状況によっては統合を行えない場合もある。

 クローニングの段階で未使用領域を出したくない(未使用領域のない状態にしたい)場合は、ディスククローンアプリでの移行をお勧めする。

注意点3:移行元HDD/SSDの暗号化は解除しておく

 Windows 10/11がプリインストールされている現行のメーカーPCでは、原則としてHDD/SSDが「BitLocker」によって暗号化されている。「HomeエディションはBitLockerに非対応でしょ?」と思う人もいるかもしれないが、プリインストールPCに限っては「デバイスの暗号化」の一環でBitLockerが有効化されている場合がある。

 ディスククローンデバイスでは、移行元のHDD/SSDが暗号化されていると、クローニングを正常に行えない。そのため、クローニング前にBitLocker(デバイスの暗号化)を解除することをお勧めする。方法は以下の通りだ。

・Homeエディションの場合

・「設定」を開く

・「プライバシーとセキュリティ」を開く

・「デバイスの暗号化」のスイッチをクリックしてオフにする

・「オフにする」をクリックする

・しばらく待つ

・他のエディションの場合

・「設定」を開く

・「プライバシーとセキュリティ」を開く

・「BitLocker ドライブ暗号化」をクリックする(別のウィンドウが開く)

・「BitLocker を無効にする」をクリックする

・ダイアログボックスの「BitLocker を無効にする」をクリックする

・しばらく待つ

 クローニングが完了した後、再びBitLocker(デバイスの暗号化)を使いたい場合は、以下の手順で行える。

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