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ノートPCのSSDを1TBから4TBに取り替える! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってお引っ越し【後編】

ITmedia PC USER / 2024年8月6日 17時0分

 クローニングは22分45秒で完了した。ほぼ単純計算通りで、筆者が想像していたよりも早く終わった。今回は、移行元と移行先のどちらも、そこそこに高速なSSDモジュールを使ったがゆえに、サクサク進んだ可能性もある。

 ちなみに、クローニング終了後にM.2 NVMe SSDクローンBOXを触ってみたところ、触れなくはないものの、本体全体がそこそこに熱い状態だった。本体とカバーが金属製で、ヒートシンクを兼ねる構造は、合理的に働いたようだ。

 さて、クローニングしたSSDをPCに戻してみよう。

●クローニングは果たして成功したのか?

 クローニングが終わったら、移行先の新しいSSDをPC(ThinkPad X13 Gen 3)に戻す。基本的に、外す時と逆の手順で作業を進めればいい。

 電源を入れて、新しいSSDで起動できれば作業は完了だ。もちろん、問題なく起動できた。

 WD BLUE SN5000(1TB)は、PCにおいて公称スペックとほぼ同じパフォーマンスを発揮できている。

USBストレージとしての「M.2 NVMe SSDクローンBOX」のパフォーマンスは?

 M.2 NVMe SSDクローンBOXは、2基のM.2スロットをそれぞれ“独立した”USBストレージとして認識させることができる。1基のみ使う場合はSOURCEとTARGET、どちらのスロットを使っても構わない。2基使う場合は、基本的にTARGET側に入れたSSDの方に若いドライブレターが割り振られる。

 接続規格はUSB 10Gbps(USB 3.2 Gen 2)となるため、最大速度は読み書き共に毎秒1000MB前後となる。「余ったSSDを外付けストレージとして使いたい」というニーズはもちろん、「とにかく容量の大きいストレージを作りたい!」という要望も満たせる。

 筆者は普段、SSDの換装時にOSのクリーンインストールをすることが多い。しかし、データの書き戻しやアプリの再インストールの手間は、以前と比べると楽になったとはいえ残っている。

 その点、M.2 NVMe SSDクローンBOXを使えば、SSDの着脱時間を含めても30~40分程度で換装作業が完了する。これは非常に楽でよい。今後は、ディスククローニングデバイスを使って環境移行しようかどうか、迷うところである。

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