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AMDの新型CPU「Ryzen 5 9600X」「Ryzen 7 9700X」はエントリーモデルでも高コスパで魅力的! ライバルCPUと比較して分かったこと

ITmedia PC USER / 2024年8月8日 6時0分

・Ryzen 7 7700X:2001ポイント

・Ryzen 7 7600X:1965ポイント

・Core i7-14700K:2115ポイント

・Core i5-14600K:2009ポイント

マルチコア

・Ryzen 7 9700X:1万9858ポイント

・Ryzen 7 9600X:1万6682ポイント

・Ryzen 7 7700X:1万9515ポイント

・Ryzen 7 7600X:1万4988ポイント

・Core i7-14700K:3万3035ポイント

・Core i5-14600K:2万3602ポイント

 シングルコアのスコアについては、Ryzen 9000シリーズはスコアが先代比で10%程度向上している。シングルコアでのスコアについては、ライバルのCoreプロセッサ(第14世代)の同等モデルを上回っている。一方、マルチコアのスコアは伸びてはいるものの、幅はそれほど大きくない。

 シングルコア性能がモノを言う傾向にあるPCゲーミングをメインに据えるなら、良い選択肢となりそうだ。

PCMark 10

 次は、PCの総合的な性能をチェックできる「PCMark 10」の結果を見ていこう。

 なお、ここからはRyzen 9000シリーズとCore i9-13900Kを搭載するPCで比較していく。総合スコアは以下の通りだ。

・Ryzen 7 9700X:1万646ポイント

・Ryzen 5 9600X:9120ポイント

・Core i9-13900K:1万54ポイント

 PCMark 10は、Webブラウジングやオフィスソフトの利用といった処理の軽いものから、ビデオ会議や画像編集といった重たい作業まで、PCで行われる多くの作業をまとめてテストする“総合テスト”だ。テスト中は、意図的にいくつかの作業を並行して行うシーンも用意されている。

 基本的に、並行作業は物理コア(あるいはスレッド数)が多いCPUほど優位に立ちやすい。ゆえに、1世代前とはいえ現行製品(第14世代)と性能に大差のないCore i9-13900Kが優位……と思いきや、僅差だがRyzen 7 9700Xがトップに立った。

 先のCINEBENCH R23の結果でもそうだが、Ryzen 9000Xシリーズはシングルコアの性能が改善している。いくらコア数が多くとも、全てのコアを使い切るシーンは限られるため、純粋に1コア当たりの処理能力が結果を左右したと考えていいだろう。

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