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AMDの新型CPU「Ryzen 5 9600X」「Ryzen 7 9700X」はエントリーモデルでも高コスパで魅力的! ライバルCPUと比較して分かったこと

ITmedia PC USER / 2024年8月8日 6時0分

3DMark

 続けて、3Dグラフィックスの総合ベンチマークテストアプリ「3DMark」の主要テストを一通り実行してみた。今回はDirectX 11ベースの「Fire Strikeシリーズ」と、DirectX 12ベースの「Time Spyシリーズ」における総合スコアは以下の通りだ。

・Fire Strike(フルHD:1920×1080ピクセル)

・Ryzen 7 9700X:4万9218ポイント

・Ryzen 5 9600X:4万6596ポイント

・Core i9-13900K:4万781ポイント

Fire Strike Extreme(WQHD:2560×1440ピクセル)

・Ryzen 7 9700X:3万1862ポイント

・Ryzen 5 9600X:3万783ポイント

・Core i9-13900K:3万1613ポイント

Fire Strike Ultra(4K:3840×2160ピクセル)

・Ryzen 7 9700X:1万7730ポイント

・Ryzen 5 9600X:1万7339ポイント

・Core i9-13900K:1万7982ポイント

Time Spy(WQHD:2560×1440ピクセル)

・Ryzen 7 9700X:2万4506ポイント

・Ryzen 5 9600X:2万2391ポイント

・Core i9-13900K:2万6660ポイント

Time Spy Extreme(4K:3840×2160ピクセル)

・Ryzen 7 9700X:1万2066ポイント

・Ryzen 5 9600X:1万1239ポイント

・Core i9-13900K:1万4118ポイント

 DirectX 11ベースのFire Strikeシリーズでは、Ryzen 9000XシリーズがCore i9-13900Kを大きく引き離す結果となった。グラフィックスドライバーの改善という要素もあるのだが、それを差し引いたとしても、旧世代の他社製フラグシップCPUに“勝っている”ということ自体驚きだ。

 一方、DirectX 12を使用するTime Spyシリーズでは、Core i9-13900Kが勝ったものの、Ryzen 9000Xシリーズも健闘している。すごく端的な推測だが、「コアが少ない分が、そのままスコア差につながった」という感じの僅差だ。

 なお、先に少し触れた通り、PCゲームの多くでは、シングルコア性能がパフォーマンスを左右する。言い換えると多コアを生かし切れないケースが少なくない。世代の近いCPUでは、コア数の多さがゲームの体験に与える影響はごくわずかといえる。

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