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初代LibrettoやDynaBook J-3100に会える! 「ダイナブック大作戦 in 秋葉原」で35周年を迎えたdynabookを振り返ってきた

ITmedia PC USER / 2024年8月10日 11時30分

 文字通りラップトップで使えるレベルだ。「世界初ノートPC」と名乗ったのも納得である。

熱転写プリンタ内蔵ノートPC

 その隣には、1993年に発売された「DynaBook EZ 486P」が展示されている。

 名前の通り、Dynabook EZシリーズはPC初心者を意識したモデルだ。1992年に登場した初代機「Dynabook EZ」は世界で初めてアプリをプリインストール(初期導入済み)としたことでも注目を集めた。

 DynaBook EZ 486Pは、DynaBook EZの流れを引き継いだモデルで、CPUにIntelの「486SX」を搭載してパワーアップした……のだが、より注目すべきポイントとして熱転写プリンタを内蔵していたことが挙げられる。本体にプリインストールされていたワープロアプリ(ジャストシステムの「一太郎dash」)の機能キーを印字したカードが付いているのも相まって、ワープロ専用機っぽい外観だった。

UMPCの走り「Libretto」

 DynaBookから派生する形で、両手で持って使えるミニノートPC「Libretto(リブレット)」シリーズが誕生したのは1996年だ。

 初代の「Libretto 20」は、6.1型TFTカラー液晶ディスプレイを採用し、Windows 95をプリインストールしている。当時のプレスリリースによると、重さは約840gだったという。

液晶一体型デスクトップPCもあった

 「ノートPC一筋」のように見えるdynabookシリーズだが、1999年にはその技術を活用した液晶一体型デスクトップPC「DynaTopシリーズ」を展開した。

 DynaTopは宙に浮いたようなディスプレイや側面に配置した赤いラインなど、インテリアを意識したデザインが特徴的で、キーボードはディスプレイスタンドに重ねて収納することができる。現在でいうところの「オールインワンPC」だ。

マルチメディア強化型ノートPCも

 マルチメディア対応を意識したモデルとして2003年に登場したのが「DynaBook G7シリーズ」だ。左側面にDVDマルチドライブを1基搭載し、右側面の「マルチスタイルベイ」には追加のDVDマルチドライブの他、TVチューナー、ブリッジメディアアダプター(SmartMedia/CFカード/メモリースティックリーダー)、HDDといったオプション周辺機器を搭載できた(TVチューナーが付属するモデルもあった)。

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