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初代LibrettoやDynaBook J-3100に会える! 「ダイナブック大作戦 in 秋葉原」で35周年を迎えたdynabookを振り返ってきた

ITmedia PC USER / 2024年8月10日 11時30分

 スピーカーなどサウンド回りはHarman/Kardonの監修を受けており、当時としては非常に高音質だった。

 その他、TVを楽しむことに特化したAVノートPC「DynaBook Qosmio G10シリーズ」(2004年発売)や「DynaBook Qosmio G20シリーズ」(2005年発売)、Intelが提唱する「Ultrabook」に準拠した世界最薄のモバイルノートPC「dynabook R631」(2011年発売)なども展示されていた。

 なお、歴史展示コーナーからちょっとだけ離れた場所には、DynaBook J-3100 SS001と、最新のdynabook R9/Wの分解モデルが展示されている。ノートPCの“進化”ぶりがよく分かる展示なので、ぜひ見ておきたい。

●NPUを内蔵した「dynabook R9/X」を使ったAIワークショップ

 会場の奥にはステージがあり、AIを軸に置いたワークショップやトークセッションが行われていた。このステージでは、AIにおける推論処理を高速化するNPU(ニューラルプロセッサ)を統合したCPUである「Intel Core Ultra 7プロセッサ」を搭載した「dynabook R9/X」が使われていた。

 初日となる9日には、生成AIを使った業務効率化などを提案するAI活用アドバイザーのKEITO氏による「AI画像生成講座」と、生成AIの技術を生かした動画制作を手掛けるYouTuberのNorihiko氏による「AIを活用したアイドルミュージックビデオ制作講座」、SNSマーケティングやAIコンサルティングを行うmikimiki(扇田美紀)氏による「SNS投稿デザイン講座」などが行われた。

AI画像生成ワークショップ

 KEITO氏によるAI画像生成ワークショップでは、画像生成AIの仕組みや、画像生成AIの1つである「Adobe Firefly」で“できること”の説明が行われた後、短いプロンプトの入力、効果(フィルターのようなもの)を選ぶと、どのような画像を作ることができるかを確認した後、「Luminar Neo(体験版)」で編集する手順を手を動かしつつ一通り学べた。

 Luminar NeoはAIにより明るさやシャープネスの変更、空や時間帯の生成などを行える画像編集ソフトだ。「Adobeシリーズでもそれはできるのでは?」と思うかもしれないが、Adobe PhotoshopやLightroomはそれなりに学ばないとどこにどのツールがあるのか把握しづらいが、Luminar Neoで直感的で分かりやすい位置にメニューを用意しているのが印象的だった。

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