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世界最軽量のPCをみんなで作る! 島根富士通の「富士通FMVパソコン組み立て教室」を体験してきた

ITmedia PC USER / 2024年8月26日 16時5分

 一応、作業をしやすくするための「位置決めピン」は用意されているのだが、それでもビシッと一発で決まることは少なかった。

 デスクトップPCと比べると、ケーブル類も小さめだ。ネジ回しと同様に子どもの方が作業的に有利……と思いきや、先ほどのネジ回しと比べると苦戦傾向が見られた。恐らく、小さなコネクターを“真っすぐ”に差し込むのが大変だったのだと思われる。

 ここまでの作業が終わると、島根県の観光キャラクター「しまねっこ」が参加者を激励に訪れた。このようなイベントでは、しまねっこが参加者と一緒に「しまねっこのBI・HA・DANCE」を踊るのが恒例らしいのだが、目の前に組み立て途中のPCがあることもあり、しまねっこ(とお姉さん)が踊るのに手拍子を送る形となった。

●ディスプレイを取り付けて「ノートパソコン」らしく

 後半戦は、液晶ディスプレイやSSDなど、メインボード以外の“大物”の取り付けが続く。ケーブルも幾つか装着することになる。

 液晶ディスプレイのケーブルは、前半に取り付けたケーブル類と比べると大きく、取り付けやすいように見える。しかし、フレキシブルケーブルと同様に、真っすぐ差し込むのが意外と難しい。カメラのケーブルも同様で、やはり真っすぐ差し込むのが簡単ではない。

 世の中、簡単そうに見えることほど意外と難しい――ある意味で、社会勉強になる。

 2つのコネクターをつないだら、ケーブルの整理を行った上でヒンジのネジ止めと、底面上方の足(滑り止め)の取り付けを行う。

 何気ない作業に思えるが、ケーブルの整理が意外と大変だった。恐らく、ここは指の小さい子どもの方が有利だと思われる。

 組み立ても、いよいよ終盤。SSDやバッテリーを取り付けて、Dカバー(底面カバー)を取り付ければ完成……なのだが、ここからが“真の”クライマックスとなる。

 SSDの取り付けは、簡単なように見える。しかし、SSDモジュールを奥までうまく差し込めなかったり、差し込めたと思ったら浮いてネジ止めできなかったりと、意外な悪戦苦闘ポイントだ。

 バッテリーについては、選んだモデルによって容量が異なる。当然、物理的なサイズも違うが、ネジ止めの位置が異なるだけで、止めるネジの数(4カ所)に変わりはない。外れにくくするために、コネクターは結構固めで、その固さに苦戦する子どもが多いようだった。

 最後にDカバーを取り付ける……のだが、筆者的に一番焦ったのがこの作業だ。理由は2つある。

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