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Intelの新型「Core Ultra 200Sプロセッサ」は何がすごい? 試して分かった設計方針の成果と限界

ITmedia PC USER / 2024年10月25日 6時0分

・Core i7-14700K:3万3035ポイント

・Core i9-14900K:3万8042ポイント

 シングルコアのパフォーマンスは、先代から着実に向上している。Core Ultra 5 245Kでも、わずかながらCore i7-14700Kのスコアを上回っている。

 一方、マルチコアのパフォーマンスを見てみると、最上位のCore Ultra 9 285Kは、先代のCore i9-14900K比で約89%のスコアとなった。

 実際の利用シーンでは、CPUの全コアが一斉に使われるケースは少ない。そのため、全体的にはCore Ultra 200Sプロセッサの方がメモリのアクセス速度も相まって動作が高速に感じられるだろう。

Blender Benchmark

 もう1つ、CPUを使うテストとして「Blender Benchmark」も試してみた。

 その名の通り、Blender Benchmarkは2D/3Dアニメーション制作ツール「Blender」をベースとしたベンチマークテストアプリで、レンダリングを通してCPUやGPUのパフォーマンスをチェックできる。

 今回は「Monster」「Junkshop」「Classroom」の3つのシナリオをCPUで実行し、1分当たりに生成できたサンプル(オブジェクト)の数を比較する。結果は以下の通りだ。

・Monster

・Core Ultra 5 245K:148.574948個

・Core Ultra 9 285K:246.994241個

・Core i5-14600K:129.915280個

・Core i7-14700K:221.386616個

・Core i9-14900K:259.738638個

Junkshop

・Core Ultra 5 245K:99.405400個

・Core Ultra 9 285K:167.575754 個

・Core i5-14600K:82.542095個

・Core i7-14700K:138.675611個

・Core i9-14900K:161.518998個

Classroom

・Core Ultra 5 245K:73.131543個

・Core Ultra 9 285K:117.096901個

・Core i5-14600K:59.704598個

・Core i7-14700K:104.723469個

・Core i9-14900K:122.491119個

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