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Intelの新型「Core Ultra 200Sプロセッサ」は何がすごい? 試して分かった設計方針の成果と限界

ITmedia PC USER / 2024年10月25日 6時0分

・Core i9-14900K:1万1825ポイント

最大スレッドテスト

・Core Ultra 5 245K:1万2076ポイント

・Core Ultra 9 285K:1万7675ポイント

・Core i5-14600K:9749ポイント

・Core i7-14700K:1万4840ポイント

・Core i9-14900K:1万6945ポイント

 いずれのスレッド数でも、Core Ultra 200Sプロセッサが優位に立った。ハイパースレッディングに対応する代わりに「Pコアの処理効率を高める」「Eコアを増やす」という設計方針には、一定の説得力があることが分かった。

PCMark 10

 続けて、PCの総合ベンチマークテストアプリを試していく。まずは定番中の定番の「PCMark 10」の総合スコアを比べてみよう。

・Core Ultra 5 245K:9539ポイント

・Core Ultra 9 285K:9954ポイント

・Core i5-14600K:1万111ポイント

・Core i7-14700K:1万473ポイント

・Core i9-14900K:1万565ポイント

 同等の先代プロセッサと比べると、572~611ポイント低くなった。ただ、このくらいの差であれば実際に使う場合に差を感じることはないだろう。

CrossMark

 このスコアの傾向は他の総合ベンチマークテストでの同様なのか――気になった筆者はもう1つの定番テストアプリ「CrossMark」も試してみた。総合スコアは以下の通りだ。

・Core Ultra 5 245K:2157ポイント

・Core Ultra 9 285K:2372ポイント

・Core i5-14600K:2153ポイント

・Core i7-14700K:2360ポイント

・Core i9-14900K:2442ポイント

 先代との比較では、Core Ultra 5 245Kは4ポイント上で、Core Ultra 9 285Kは70ポイント下となった。この程度なら誤差の範囲内ともいえ、やはり日常利用ではCoreプロセッサ(第14世代)との差を感じることはないだろう。

3DMark

 続けて、3Dグラフィックスベンチマークにおける定番アプリ「3DMark」で主要なテストを実行してみよう。今回は先代とGPUをそろえてテストを行っているため、スコア差の大部分はCPUのパフォーマンス差ということになる。総合スコアは以下の通りだ。

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