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Intelの新型「Core Ultra 200Sプロセッサ」は何がすごい? 試して分かった設計方針の成果と限界

ITmedia PC USER / 2024年10月25日 6時0分

 解像度や負荷が高いほどスコア差が縮まり、Core Ultra 200Sプロセッサが僅差で勝利するテストもあったものの、Core Ultra 200Sプロセッサの方が微妙にスコアが低い傾向だ。

 先代のテスト時とグラフィックスドライバーのバージョンが異なるため単純比較は難しいが、同じグラフィックスカード(GPU)を使う前提では、Core Ultra 200Sプロセッサでは感じられるかどうか微妙なレベルのパフォーマンス差が出るかもしれない。

 ちなみに「Core Ultra 200Sプロセッサの内蔵GPUはどう?」と考えている人もいるかもしれないので、内蔵GPU(Intel Graphics)単体でも上記のテストを行った。総合スコアは以下の通りだ。

・Fire Strike(DirectX 11ベース/フルHD描画)

・Core Ultra 5 245K(内蔵GPU):5422ポイント

・Core Ultra 9 285K(内蔵GPU):5570ポイント

Fire Strike Extreme(DirectX 11ベース/WQHD描画)

・Core Ultra 5 245K(内蔵GPU):2663ポイント

・Core Ultra 9 285K(内蔵GPU):2719ポイント

Fire Strike Ultra(DirectX 11ベース/4K描画)

・Core Ultra 5 245K(内蔵GPU):1264ポイント

・Core Ultra 9 285K(内蔵GPU):1297ポイント

Time Spy(DirectX 12ベース/WQHD描画)

・Core Ultra 5 245K(内蔵GPU):2419ポイント

・Core Ultra 9 285K(内蔵GPU):2526ポイント

Time Spy Extreme(DirectX 12ベース/4K描画)

・Core Ultra 5 245K(内蔵GPU):1160ポイント

・Core Ultra 9 285K(内蔵GPU):1212ポイント

Port Royal(リアルタイムレイトレーシング/4K描画)

・Core Ultra 5 245K(内蔵GPU):760ポイント

・Core Ultra 9 285K(内蔵GPU):897ポイント

 CPUに統合された内蔵GPUとしては、そこそこ性能が高い。軽いゲームタイトルなら、グラフィックスカードを用意しなくても十分に楽しめる。

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