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Appleはなぜ“Mac週間”でラインアップを更新したのか 透けるIntelチップからのリプレースとAIへのこだわり

ITmedia PC USER / 2024年10月31日 12時5分

 M4 Proチップ構成ではビデオストリーミングが最大22時間、ワイヤレスWebブラウジングが最大14時間と少し短くなる。パワフルなM4 Maxチップ構成ではビデオストリーミングが最大18時間、ワイヤレスWebブラウジングが最大13時間とより短くなってしまう。

 一方、16インチモデルは定格で99.6Wh(仕様表記上は四捨五入して100Wh)のリチウムポリマーバッテリーを搭載している。M4 Proチップ搭載構成ではビデオストリーミングが最大24時間、ワイヤレスウェブブラウジングで最大17時間の使用が可能だ。そしてM4 Maxチップ搭載モデルではビデオストリーミングで最大21時間、ワイヤレスウェブブラウジングで最大14時間の持続時間となっている。バッテリー容量が大きくなった分、ゆとりが増えた格好だ。

 ちなみに、M4 Proチップ搭載構成では「ハイパワーモード」というものが用意されている。名前からもある程度想像が付くかもしれないが、これを有効にすると高い負荷がかかる処理が長時間続く場合でも、高い性能をコンスタントに発揮してくれる。8Kカラーグレーディングやレンダリングなどで、パフォーマンスを最大化できる。

 電源アダプターは、14インチモデルは70Wまたは96W(※1)、16インチモデルは140W出力のものが付属する。14インチモデルでは96Wアダプターで、16インチモデルでは140W出力のアダプターを使えばバッテリー残量0%の状態から30分で最大50%までの充電が可能だ。

(※1)M4チップ構成とM4 Proチップ(12コア)構成の場合は70W、それ以外の構成は96Wとなる(Apple Storeなどで購入できるカスタマイズモデルでは、より大きな容量の電源アダプターも選択可能)

●「Apple Intelligence」への準備が進むMac

 Mac向けの最新OS「macOS Sequoia」には、Apple Intelligenceと呼ばれる新しいAI機能が搭載されている。現時点では米国英語でのみ利用が可能だが、2025年4月以降には日本語を含む複数の言語で順次利用可能となる旨が発表済みだ。

 クラウド上のAIサービスを言語の壁を突破するために活用している人は多いだろうが、Apple Intelligenceも使いこなせば、言語の壁もかなり突破してくれるツールになりうる。日本人にもかなり大きな意味のある機能だ。

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