1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. パソコン

相変わらずゲームシーンでは“チート級”の実力 11月15日発売の高コスパCPU「Ryzen 7 9800X3D」(約8.7万円)を試して分かったこと

ITmedia PC USER / 2024年11月6日 23時5分

・Ryzen 7 9700X:2万4506ポイント

・Ryzen 5 9600X:2万2391ポイント

・Core Ultra 9 285K:2万5697ポイント

・Core Ultra 5 245K:2万4969ポイント

Time Spy Extreme(4K:3840×2160ピクセル)

・Ryzen 7 9800X3D:1万2430ポイント

・Ryzen 9 9950X:1万3806ポイント

・Ryzen 9 9900X:1万3328ポイント

・Ryzen 7 9700X:1万2066ポイント

・Ryzen 5 9600X:1万1239ポイント

・Core Ultra 9 285K:1万4148ポイント

・Core Ultra 5 245K:1万2972ポイント

 今までのテストと打って変わって、Ryzen 7 9800X3Dが上位に踊り出るケースが増えた。テストによっては、Ryzen 9 9950Xのスコアも上回っている。

 3D V-CacheテクノロジーによるL3キャッシュの増量は、単調な命令(作業)を行うプログラムよりも複数の命令が入れ替わり立ち替わり実行されるプログラムでこそ効果を発揮しやすい。多くのゲームは、まさに「複数の命令が入れ替わり立ち替わり実行されるプログラム」なので、単純に動作クロックを高めるよりも、L3キャッシュを多くした方がパフォーマンスの向上につながるのだ。

 3DMarkの主要なベンチマークテストは、比較的負荷の重いゲームで使われるような3Dグラフィックス機能のパフォーマンスを確かめる。プログラムの作りはゲームのそれに近いので、ゲーム同様とにL3キャッシュの増量がスコアの向上に貢献している。

 ただし、描画解像度が高くなる(≒処理負荷が大きくなる)ほどスコアの差は小さくなる。これは解像度が高くなるとCPUのパフォーマンス差がボトルネックとなりにくい(GPUのパフォーマンスの方がものをいう)からだ。

 とはいえ、Ryzen 7 9800X3Dは“最上位”ではないものの高いゲーミングパフォーマンスを発揮できることは間違いなさそうだ。

FF14ベンチマーク

 より実際のゲームプレイに近い場面でも、Ryzen 7 9800X3Dの高性能は生かせるのか――ゲームベースのベンチマークテストとして、「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」と(旧FF14ベンチマーク)と、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」(新FF14ベンチマーク)をそれぞれ実行してみよう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください