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これからはいつでも一緒 持ち運べる最高峰キーボード「REALFORCE RC1」は誰に適した製品か?

ITmedia PC USER / 2024年11月14日 17時0分

 省略されているキーはファンクションキー(Fnキー)との同時押しで代用することが一般的だ。そのため、キー数が少なくなればなるほど、Fnキーと併用するキーが増えることになる。

 省スペースキーボードの購入を検討する人にとって、自分が多用するキーが削除されていないかどうか、あるいはFnキーとの同時押しに不便はないかといったものが選択基準の1つとなるだろう。

 そういった観点では、まずファンクションキーがなくなり、6列から5列に変わる65%と70%の違いが大きい。そしてもう1つ、65%キーボードはEnterキーやバックスペースのような使用頻度の高いキーが右端に配置されておらず、右端にはナビゲーションキーの列が1列追加されていることも見過ごせない。これは65%キーボードだけに見られる特徴で、慣れない人は全く慣れることができないようだ(筆者は慣れなかった)。

 そこで、筆者が一般用途において最適と考える省スペースキーボードが70%キーボードとなる。

 ファンクションキーや矢印キーを残し、テンキーレスキーボードと同等の操作性を保ちながらコンパクトさも実現した6列配列の70%キーボードは、初めて省スペースキーボードを選ぶ人や、ノートPCの内蔵キーボードからグレードアップを図る人に特におすすめだ。そして、その70%キーボードの最高峰と考えられる製品の1つが、今回取り上げるREALFORCE RC1となる。

●REALFORCE RC1の実機をチェック!

 REALFORCE RC1(以下、RC1)は、REALFORCE史上初の70%キーボードであり、英語配列/日本語配列、それぞれキー荷重30g/45gの計4モデルで展開されている。

 カラーバリエーションは本体色がブラックのみで、キーキャップ色はダークグレー/ライトグレーが用意されている。キーキャップはPBT素材で、摩擦に強い昇華印刷だ。コンパクト化にあたり、なるべく線を少なくしたスタイリッシュなデザインを意識したとのことで、ケースやスタンドの角、ラバーフィートなどは角をなくした丸みのあるデザインになっている。

 キー数は英語配列が78個、日本語配列が82個だ。サイズは約29.5(幅)×130(奥行き)×39(高さ)mm、重さは約0.6kgとなっている。A4ノートPCとほぼ同じ幅なので、ノートPCにキーボードを載せる、いわゆる“尊師スタイル”での利用も可能だろう。ラバーフィートは幅が狭いものだが、ポジションによってはキーボードブリッジなどを併用する必要がある。

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