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バッファローのSOHO向け新型NAS「TeraStation TS3030シリーズ」を情シス目線で試す 中小規模ビジネスで「2.5GbE」はメリットになるのか?

ITmedia PC USER / 2024年12月3日 17時5分

書き込み(SEQ1M Q1T1)

・TS3230DN 1000BASE-T:毎秒104.01MB

・TS3230DN 2.5GBASE-T:毎秒153.93MB

・TS3430DN 1000BASE-T:毎秒103.18MB

・TS3430DN 2.5GBASE-T:毎秒200.91MB

・TS3430RN 1000BASE-T:毎秒113.8MB

・TS3430RN 2.5GBASE-T:毎秒208.04MB

書き込み(RND4K Q32T1)

・TS3230DN 1000BASE-T:毎秒54.29MB

・TS3230DN 2.5GBASE-T:毎秒56.46MB

・TS3430DN 1000BASE-T:毎秒50.55MB

・TS3430DN 2.5GBASE-T:毎秒54.34MB

・TS3430RN 1000BASE-T:毎秒48.63MB

・TS3430RN 2.5GBASE-T:毎秒52.92MB

書き込み(RND4K Q1T1)

・TS3230DN 1000BASE-T:毎秒11.86MB

・TS3230DN 2.5GBASE-T:毎秒11.2MB

・TS3430DN 1000BASE-T:毎秒10.35MB

・TS3430DN 2.5GBASE-T:毎秒11.95MB

・TS3430RN 1000BASE-T:毎秒10.11MB

・TS3430RN 2.5GBASE-T:毎秒11.87MB

 4ベイモデルについてはシーケンシャルライト性能が約2倍となっている。RAID10の効果はてきめんのようだ。

 一方で、2ベイモデルはスコアが約1.47倍程度しか向上しなかった。RAIDの構成の都合で、書き込み性能が頭打ちになってしまったのだと思われる。とはいえ、特にシーケンシャルライトでは一定のパフォーマンス改善効果は見られるので、2.5GBASE-Tへの対応は大きなメリットとなる。

 2.5GBASE-Tに対応したネットワーク機器が必要となるものの、既存配線を生かしつつ高いパフォーマンスを得られるという大きなメリットを享受できるのが、TeraStation TS3030シリーズの強みだろう。

 クライアントPCがマルチギガに対応していなくとも、上流ネットワークのアクセススピードが速くなれば、複数人でアクセスした際のパフォーマンス改善も期待できる。業務効率の向上も見込める。

 エンタープライズ向けのストレージ製品はどうしても高価になりがちだが、NAS本体代とマルチギガ対応スイッチを買いそろえても、100万円以内の予算に収まるTS3030シリーズは、SOHOや中小企業ユーザであっても、比較的パフォーマンスの高いNASを構築できるので、非常にオススメなNAS製品といえる。

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