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年末年始のデータ整理に「2.5GbE対応」は武器になる! アイ・オー・データの新型家庭用NAS「LAN DISK L モデルE」の実力をチェック!

ITmedia PC USER / 2024年12月24日 17時30分

 HDDの搭載台数が増えたことに伴い、HDL2-LEシリーズには冷却ファンが搭載されている。そのため、ファンレス設計のHDL1-LEシリーズと比べると、動作時の騒音は少し大きくなる。ただし、エアフローを十分確保できる場所なら、回っても気になるほど大きな音にはならない。

 なお、搭載されている基板(マザーボード)は、HDL1-LE02シリーズとHDL2-LE02シリーズで変わらないようだ。背面のポート類の配列も、両シリーズで共通となる。

 HDL2-LE02シリーズについては、本体カバー上部にあるボタンを押しながらスライドするとHDDベイにアクセスできる。RAIDや拡張ボリュームに対応しているせいか、HDL1-LE02シリーズと比べるとこの辺は“楽”な設計となっている。

●設定は思ったよりも“カンタン” リモートアクセスも可

 HDL1-LE/HDL2-LEシリーズの大きな特徴として、難しい設定をすることなく、PCやスマートフォンから簡単にアクセスできることが挙げられる。比較的簡単なセットアップを終えれば、自宅外からのリモートアクセスも可能だ。

 アイ・オー・データ機器では、LAN DISK用のユーティリティーアプリ「LAN DISK CONNECT」を提供している。Windows PCやMac(macOS)で使う場合は、このアプリを使うと簡単にセットアップを完了できる。

 スマートフォンやタブレットからアクセスする場合は「Remote Link Files」アプリを使おう。このアプリを使うとスマホやタブレットで撮った写真をアップロードすることもできるので、「月額無料の自前ストレージ」として活用も可能だ。

 なお、LAN DISK CONNECT/Remote Link Filesでリモートアクセスする場合は、LAN DISK本体側で事前設定が必要となる。設定を一度済ませれば、手元のノートPCやスマホ/タブレットにないファイルの“取り寄せ”もしやすくなる。

●2.5GbE対応は効果てきめん?

 最後に、家庭用NASにおける2.5GbE対応の必要性についてフォーカスを当てよう。

 今回はストレージのベンチマークテストアプリ「CrystalDiskMark 8.0.4」を使って、HDL1-LE02とHDL2-LE02の読み書き速度をチェックした(HDL2-LE02は初期状態の拡張ボリューム構成のままテストを実施している)。接続するPCの主なスペックは以下の通りだ。

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