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年末年始のデータ整理に「2.5GbE対応」は武器になる! アイ・オー・データの新型家庭用NAS「LAN DISK L モデルE」の実力をチェック!

ITmedia PC USER / 2024年12月24日 17時30分

・OS:Windows 11 Pro

・CPU:Core i7 13700KF

・メモリ:64GB(DDR4-3200)

・ストレージ:2TB SSD(Solidigm P44 Pro)

・ネットワークカード:Intel X520-DA1

 そして結果だが、以下のようになった。

・シーケンシャル読み出し

・SEQ1M Q8T1テスト

・HDL1-LE02:毎秒205.94MB

・HDL2-LE02:毎秒153.51MB

SEQ1M Q1T1

・HDL1-LE02:毎秒152.47MB

・HDL2-LE02:毎秒133.38MB

ランダム読み出し

・RND4K Q32T1

・HDL1-LE02:毎秒12.75MB

・HDL2-LE02:毎秒10.50MB

RND4K Q1T1

・HDL1-LE02:毎秒3.02MB

・HDL2-LE02:毎秒3.61MB

シーケンシャル書き込み

・SEQ1M Q8T1

・HDL1-LE02:毎秒31.25MB

・HDL2-LE02:毎秒33.76MB

SEQ1M Q1T1

・HDL1-LE02:毎秒30.41MB

・HDL2-LE02:毎秒31.46MB

ランダム書き込み

・RND4K Q32T1

・HDL1-LE02:毎秒10.81MB

・HDL2-LE02:毎秒8.11MB

RND4K Q1T1

・HDL1-LE02:毎秒2.25MB

・HDL2-LE02毎秒:2.46MB

 2ドライブ構成のHDL2-LE02の結果が振るわないのは、拡張ボリューム構成を取っているためだ。メーカーの公式値との乖離(かいり)は、スピード面で有利なRAID 0構成での結果を示しているためだ。

 メーカーの出荷状態でテストしたいという思いと、2ドライブ(ベイ)以上の構成なら冗長構成(RAID 1か拡張ボリューム)で使うという筆者の好みから、今回はあえてRAID 0ではテストをしていない。

 さて結果を見てみると、HDL1-LEシリーズのシーケンシャル読み出しは1000BASE-T(1GbE)の上限値である毎秒125MBを優に超えている。先述の通り、HDL2-LE02は冗長構成だとHDL1-LEシリーズと比べると遅くはなるが、それでもシーケンシャル読み出しは毎秒125MB超だ。

 一方で、書き込みやランダムリードアクセスについては速度的に1GbEでも十分という感じだ。もっとも、こちらは仕様上の問題では無く、HDDの性能限界が原因で、両モデル共に大きな差はない。

 いずれにせよ、読み出しでは2.5GbEに対応したメリットは十分に発揮できている。2.5GBASE-T以上のマルチギガビット環境を構築できているなら、より快適に使えるはずだ。

●家庭でも2.5GbE対応はGood 環境が整っているなら迷わず選びたい

 2.5GbEネットワークの構築には、PCだけでなくルーター/ハブ/スイッチやNASにも対応が求められる。2.5GBASE-Tであれば、LANケーブルは1000BASE-Tで使っているものを流用できるので、機器を入れ換えるだけでLAN内の通信速度が1.5倍(理論値)になる。

 自宅のLAN環境が機器の買い換えなどで2.5GbE以上に対応できる状態であるなら、NASも2.5GbE対応にすると快適だ。ネットワークの増速に合わせて、HDL1-LE/HDL2-LEシリーズもあわせて購入してみてはいかがだろうか。

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