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仕事に役立つ独自AIアプリを用意! ASUS 「ExpertBook P5」はビジネスノートPCの新形態となるか? 実際に試して分かったこと

ITmedia PC USER / 2025年1月15日 11時5分

 せっかくなので、Procyon、AIベンチマークのスコアも提示しておこう。以下では、全てツールキットはIntel Open VINOを指定している。

 一方、ストレージについてはCore i7モデルが容量1TB、Core i5モデルが容量512GBとなる。

●ビジネスアプリケーションは快適に動作 統合型GPUも性能アップ

 最後に「ExpertBook P5」(P5405CSA)のPCとしてのパフォーマンスをベンチマークで計測した。

 CINEBENCH R23によるCPU性能計測では、Multi Coreが9806ポイント、Single Coreが1892ポイントだった。Multi Core側は8コアなりの性能だが、古い世代の8コアよりは高い。Single Coreも1800を超えていれば十分に高いと言えるだろう。

 PCMark 10のスコアは7435ポイントだ。Essentialsが1万657、Productivityが1万375、Digital Content Creationが1万86ポイントだった。統合GPUモデルであることを考えればおおむね高性能ビジネスノートPCと言ってよい。

 意外にもDigital Content Creationスコアが高く、一般的なビジネス用途だけでなく、比較的軽めのデジタルコンテンツを扱う際にも不満のないパフォーマンスだ。

 統合GPUモデルなので、3DMarkは軽量なテストを中心に計測した。Fire Strikeは8748ポイントといった具合で1万ポイントには達していない。つまりフルHD(1920×1080ピクセル)/DirectX 11でも少々重いわけだが、Solor BayやWild Life、Night Raidといったより軽量なテストのスコアは十分なため、グラフィックス負荷が低いゲームであれば楽しめるポテンシャルがある。

 そこで、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」を計測してみた。フルHDでは、最も軽量なプリセットの「標準品質(ノートPC)」で8877ポイント、快適評価といったあたりだ。平均60fpsはかろうじてクリアしている。

 とはいえ、実際にスムーズな映像を楽しみたいとなるとHD(1280×720ピクセル)に解像度を下げた上で「高品質(ノートPC)」あたりに調整するのがよいだろう。これならとても快適評価となる89.77fpsを得られた。

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