マクドナルド、2年連続CM好感度1位 躍進部門は三菱自動車がトップ CM総合研究所調べ

マクドナルドの店舗

CM総合研究所（東京都千代田区）は17日、2023年度の企業別CM好感度トップ10を発表。日本マクドナルドが、CM好感度ナンバーワン企業となる「ベスト・アドバタイザー」を2年連続で受賞した。

CM総合研究所は関東一都六県在住の男女3千人を対象に、東京キー5局で放送された2601社（6532銘柄、1万3742作品）を対象に「月例CM好感度調査」の12カ月分を集計した。

日本マクドナルドは女優、伊藤沙莉とKing Gnuの井口理がダンスをする「三角チョコパイ」や広瀬すず出演の「マックカフェ」といったタレントを起用したCMや、家族の日常を描くCMなど、年間を通して多彩な広告をオンエア。同研究所は「注目度の高いキャスティングや季節感のある表現が奏功し、同社として自己最高のCM好感度を記録した」とまとめた。

2位は日清食品。「強風オールバック」のミュージックビデオ（MV）をリメイクした「カップヌードル シーフード」、「PERFECT HUMAN」の替え歌で展開した「チキンラーメン」など、SNSのヒットコンテンツや過去のヒット曲、コミカルなアニメなどを用いた中毒性の高いクリエイティブで話題を集め、若年層を中心に支持された。3位には、大泉洋らが出演した「ザ・プレミアム・モルツ」などのCMがヒットしたサントリーが入った。

CM好感度で総合200位以内に入った企業のうち、前年度のCM好感度を上回り、かつ総合順位が100ランク以上 アップした企業、もしくは本年度にCMを開始または再開した企業を選ぶ「躍進企業」部門では、水川あさみが出演する「デリカミニ」が好評だった三菱自動車が選ばれた。